自動火災報知設備のベルが鳴動した場合の対応方法について
ページ番号:439384768
更新日:2025年6月18日
自動火災報知設備とは
建物の火災を感知し、火災の発生を知らせるための設備です。
火災により発生する熱や煙を感知器が感知し、受信機に信号を送って非常ベルにより警報を発し、建物内の人々に火災を知らせます。
自動火災報知設備のベルが鳴動したら
自動火災報知設備のベルが鳴動した際は、まず受信機を確認し、火災かどうかを確認しましょう。
受信機を確認
受信機で点灯している表示と警戒区域図を確認し、どの場所で感知器が作動しているのかを特定します。
現場確認
消火器をもって、感知器が作動している場所に向かい、火災かどうかを確認しましょう。
1.火災であった場合
119通報、初期消火、避難誘導を行ってください。
2.火災でないことが明らかな場合
炎や煙が確認できず、火災でないことが明らかな場合は、(1)受信機で音響停止の操作を行い、同時に建物内にいる方に火災ではないことを知らせましょう。(2)その後、作動した感知器、又は押された発信機を探し、原因を特定しましょう。(3)最後に、受信機で復旧操作を行いましょう。この際、音響停止のままにならないよう注意してください。
3.火災かどうかを確認できない場合
火災かどうかを確認できない場合や場所が特定できない場合は、迷わず119番通報しましょう。
梅雨や大雨時は湿度の上昇等により自動火災報知設備が鳴ることがあります
火災が発生していなくても、梅雨や大雨時には湿度の上昇等により、感知器が作動し、自動火災報知設備が鳴る場合があります。まずは火災を疑って対応しましょう。現場確認により炎や煙が確認できず、火災でないことが明らかな場合(非火災報)には、上記「2.火災でないことが明らかな場合」の対応を行いましょう。
何度も同じ感知器が原因で非火災報になる場合は、消防設備業者に相談してください。
