消火器の取扱い方法
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更新日:2019年6月11日
消火器は正しく使用することで火災を初期のうちに消火します
消火器は火災の初期における消火に絶大な効力を発揮します。しかし、いざというときに慌ててしまい、使うことができなかったという例も少なくありません。ここでは、消火器の使用方法について説明します。
消火器の正しい使い方
火災を大きくしないためにも、すばやく消火することが大切です。一般的には、炎が天井付近に達するまでは、消火器で消すことができます。万一のためにも消火器はいつでも使えるところに置いておきましょう。
1.安全ピンを引き抜く
2.ノズルを向けレバーを握る
消火器の取扱いについて
老朽化消火器に係る破裂事故の発生状況
腐食が進んだ消火器を操作した際に消火器が破裂し、負傷等する事故が発生しています。主な事故の類型は以下のとおりです。
※加圧式・蓄圧式の違いについては次の外部サイトを参照してください。
消火器を取り扱う際の注意事項
- 消火器の状態を点検し、腐食が進んでいるものは、絶対に使用せず、レバーを握ったり、衝撃を与えるような取扱いをしないで下さい。
- 消火器を運搬する際には、安全栓が正しくセットされているか確認し、安全栓が無い場合はテープで固定する等、消火器や消火薬剤が飛散、漏えいしないように処置して下さい。
消火器の廃棄について
不用になった消火器については、放射、解体等の廃棄処理を行っている事業者に廃棄処理を依頼して下さい。特に、腐食が進んでいる加圧式の消火器は、容器破裂の危険性が大きいので、速やかに廃棄処理を依頼するようにしましょう。また、消防署では消火器の引き取りは一切行っておりませんのでご注意ください(廃消火器の回収窓口については、(株)消火器リサイクル推進センターのホームページに掲載されています)。