豊中ゆかりの書道の大家・西田王堂の展覧会を開催します。
西田王堂は、明治30年7月5日、香川県に生まれました。地元の小学校や山口県で教員として勤めた後、朝鮮・中国に渡り書家を志しました。昭和7年には大阪市内に書塾「日本春秋書道院」（現・日本春秋書芸院）を創設し、これを基点に作品の制作に取り組みんだほか、文部省検定教科書の発刊にも携わりました。
昭和19年より豊中市桜塚元町（現在の中桜塚）に居住。同30年の豊中市美術協会の発足にあたっては書部門の委員を、豊中市美術展では審査員を務めました。また同61年の「豊中市立武道館ひびき」開設にあたっては、《武道館》ほかの大字額を揮毫するなど、豊中市の文化芸術の発展に尽力しました。
本展では市所蔵の西田王堂作品を一挙に公開し、壮麗な書作品をはじめ、ユニークな篆刻や油彩など、多面的な魅力を持つ西田王堂の芸術をご紹介します。

令和6年（2024年）6月28日（金曜）から7月20日（土曜）まで
10時から19時
※7月1日（月曜）・8日（月曜）・16日（火曜）は休館

豊中市立文化芸術センター　展示室
（豊中市曽根東町3-7-2 阪急電鉄宝塚線・曽根駅より徒歩約5分）

無料

【日程】(1)(2)ともに6月29日（土曜）
【会場】豊中市立文化芸術センター 多目的室
【講師】田口梅屋(ばいおく)（現代書道家、元・大阪府立池田高校教員）
【申込】6月13日（木曜）までに下記申込フォームにてお申込みください。応募多数の場合抽選。抽選結果は開催の1週間前までにお知らせします。
※持参物の準備が難しい場合は、申込時にその旨ご記入ください。

(1)一筆書きでできるかな？生き物お絵描き

(1)申込フォームはこちら
好きな生き物を、筆と墨を使って、一筆書きで描けるかな？どうやったら思った通りに描けるか考えながら、筆を動かしてみよう！
【対象】小学1年生～中学生
【時間】10時～11時30分
【定員】20人
【参加費】無料
【持参物】書道セット（筆[大・小]、硯、墨汁、下敷）

(2)書道のはんこ・篆刻(てんこく)をつくってみよう

(2)申込フォームはこちら
自分の名前のなかから一文字を選んで石に彫り、篆刻を作ろう！篆刻には「小篆(しょうてん)」という昔の文字を使います。完成した篆刻は持ち帰って、自分の作品に押してみよう！
【対象】小学5年生～中学生
【時間】13時～15時
【定員】10人
【参加費】500円（材料費）
【持参物】書道セット（小筆、硯、墨汁、下敷）