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桜塚古墳群

更新日:2013年1月7日

写真

国指定史跡
桜塚古墳群
(さくらづかこふんぐん)
所在地:豊中市岡町北・中桜塚・南桜塚
指定年月日:昭和31年(1956)5月15日

上段左:大石塚古墳 上段右:小石塚古墳
中段左:大塚古墳  中段右:御獅子塚古墳
下段左:南天平塚古墳  下段右:大塚古墳第2主体部東槨

 桜塚古墳群は、豊中市の中央部、岡町から桜塚一帯に4世紀末から5世紀末にかけて形成された、北摂でも有数の中期古墳群です。明治時代の絵図によると、かつて36基の古墳があったようですが、現在では阪急宝塚線の西側に大石塚(おおいしづか)古墳、小石塚(こいしづか)古墳、東側に大塚(おおつか)古墳、御獅子塚(おししづか)古墳、南天平塚(みなみてんびんづか)古墳の計5基を残すのみです。群中の各古墳からは鉄製品が多量に出土し、特に甲冑などの武器、武具類の保有量やその内容は注目されます。
 大石塚古墳と小石塚古墳は、阪急岡町駅の西側、岡町北1丁目に南北に並んで立地する前方後円墳で、4世紀末ごろに築かれています。南側の大石塚古墳は3段に築成され、全長80m以上、後円部径48mを測る群中で最も大きな古墳です。墳丘には葺石(ふきいし)がみられ、墳丘の平坦面には円筒埴輪と朝顔形埴輪が3本一組で配されていました。
 小石塚古墳は2段築成で、全長49m、後円部径29m、前方部幅21mを測ります。墳丘からは円筒埴輪や壺形埴輪が、また周溝外側からは円筒埴輪棺がとり囲むように出土しています。
 大塚古墳は、中桜塚4丁目に所在する3段築成の円墳で、直径56m、周囲に幅12mの濠が巡っています。墳頂には3棺が埋葬されており、うち西側の2棺は中心にあけられた墓壙に並べて納められていました。築造年代は5世紀初めと推定されます。
 御獅子塚古墳は、大塚古墳の南側、市立南桜塚小学校の東に隣接しています。全長55mを測る前方後円墳で、周濠を含めると70mになります。2段築成で、墳丘には葺石がふかれ埴輪が巡っています。後円部墳頂には埋葬施設が残存しており、長さ5.2mの棺の内外から、鏡、甲冑、刀剣、鉄鏃、農工具、玉類、馬具、革製の楯が出土しました。古墳の築造年代は5世紀中ごろと考えられます。
 南天平塚古墳は御獅子塚古墳の南方、南桜塚3丁目に所在し、全長28mの帆立貝式前方後円墳だったとされます。現在では墳丘の一部を残すのみですが、戦前に行われた発掘調査で2つの木棺から鏡、刀剣、鉄鏃、短甲、馬具、楯などが出土しました。また一方の木棺はほとんど腐らずに残っており、これによって割竹形木棺(わりたけがたもっかん)の構造がはじめてわかりました。この古墳の築造年代は5世紀後半と考えられます。

お問合せ ※電話番号をお確かめのうえ、お間違いのないようお願いします。

教育委員会事務局 生涯学習課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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