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大和十津川の民家(旧丸田家住宅)

ページ番号:891472248

更新日:2023年5月11日

写真1

府指定有形文化財
大和十津川の民家(旧丸田家住宅)
(やまととつがわのみんか・きゅうまるたけじゅうたく)
所在地:日本民家集落博物館(豊中市服部緑地1-2(旧奈良県吉野郡十津川村込ノ上))
指定年月日:昭和49年(1974年)3月29日
 十津川(とつかわ)村は奈良県の南端にある山村で、集落は山の急斜面に点在しています。どの家も山と谷にはさまれているため、横に長い間取りをとっています。
 昭和37年(1962年)に移築されたこの民家も、背面には窓や出入口がなく、全て板壁で囲われています。ここでは年間3000mmにおよぶ降雨量があるので、水に弱い土壁は、土蔵以外には使用されていません。
 母屋の屋根は切妻(きりづま)のソギ葺(ぶき)です。ソギは木を割いて厚さ5mmほどの板にし、これを約30cm四方に切ったものです。この板を軒先から50cmほどに垂直にうちおろし、これに軒天井(のきてんじょう)を張ります。これは、よこなぐりの風雨から家を保護するはたらきをしています。
 間取りは右勝手の平入りで、中に入ると炊事場になる土間があり、この左方にカッテノマがあります。このカッテノマに切られたいろりで物を煮炊きし、これを囲んで家族が食事をしました。中央のナカノマは居間兼寝室にあてられ、オクノマは客間とし、神棚がおかれています。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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