2020年 地域自治組織 交流会・人権研修
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更新日:2023年3月30日
地域自治組織 交流会・人権研修
日 時:令和2年(2020年)2月1日(土曜)午前10時から正午まで
場 所:豊中市役所第二庁舎3階 大会議室
参加者:22名
本市では地域自治推進条例を施行し7年が経過しています。豊中スタイルの地域コミュニティの活性化と小学校区を単位とした地域の連携・協働の仕組み(=地域自治組織)づくりが広がっています。今回は、他校区の活動事例を知り、悩みを共有しながら意見交換することで活動のヒントを得たり、組織間の関係づくりのきっかけにするために交流会を実施しました。また、多様な人が生活する地域の中で大切となる視点を学ぶ人権研修も合わせて実施しました。
各校区の発表
・小曽根小学校区地域自治協議会
発表の様子
小曽根小学校区地域自治協議会からは広報誌に関する発表がありました。
NPO団体と協力して広報誌を作り上げたり、「こども記者」を採用してこども目線のコーナーを設けられたりと他校区には見られない取り組みに、みなさん関心を寄せられていました。その他、今後の改善点や抱負などをお話しいただきました。
質問コーナー
Q.こども記者はどのような体制で運用されているのですか。自主的に活動できる体制になっているのでしょうか。また、何名ほどで活動されておられるのですか。
A.登録制をとっておらず、毎回募集して、活動しています。そのため、人数は毎回異なっています。最新の8号に関しては十数名、少ないときは5~6名。継続的に参加しているのは3~4名ほどです。
・新千里東町地域自治協議会
発表の様子
新千里東町地域自治協議会からは東町キャンドルロードを中心にしたイベントに関する発表がありました。
イベントへの熱い想いや子育て世帯を中心とした若い世代に、地域活動に参加してもらうノウハウなどをお話しいただきました。
質問コーナー
Q.私が活動している校区は住宅地なのですが、東町は商業地も多くあると思います。活動するにあたって、企業からのバックアップなどはあるのでしょうか。
A.立ち上げ当初は千里にはほかの町もあるので「東町だけ」の支援をいただくことは難しかったです。しかし、広報誌や事業を説明していく中で、一定の理解が得られたのか、現在は数社からバックアップをしていただいて活動できています。
・新千里北町地域自治協議会
発表の様子
新千里北町地域自治協議会からはちえんサポーター活動に関する発表がありました。
2018年に策定した地域づくり活動計画の中から誕生し、地域活動の活性化と地域人材の発掘・育成を目的に、自分のアイディアを出したい方や地域活動に積極的に参加できる方を募集されたのこと。
協議会主体のイベントではなく地域住民主体のイベントを作るきっかけになる事業に皆さん関心を持たれていました。
質問コーナー
Q.千里地域では新たにマンションが建ち、移り住んでくる方も多いイメージですが、協議会に参加されている方は昔から北丘小学校区に住んでおられる方でしょうか。
A.昔から北丘に住んでいる方と新たに引っ越しされてきた方の比率はわかりませんが、私たちが作りたいものは昔から存在しているコミュニティと同質のものです。協議会は理想としているコミュニティと比べるとちえん(地縁)の深さがないことも事実なので、色々な人材を募ることで広くちえん(地縁)の輪を広げていきたいと考えています。
グループにわかれて意見交換
各グループで聞いてみたいこと、事例紹介など自由に意見交換をいただきました。
1班
主な意見
・地域が連携して活動していくにはどうすればよいか
・ホームページにかかる人数や予算はどうなっているのか
・各校区の組織体制の確認
2班
主な意見
・防災訓練の実施状況
・役員が輪番制の自治会に運営委員会に入ってもらいながら活動の継続性を確保するための工夫
・運営委員の任期が終わった人にどのように協議会に継続して関わってもらうか
3班
主な意見
・地域活動を継続、発展させるうえで、新しい人材をどのように引き込み、活動の運営に関わってもらうか
・「防災」というテーマは、住民全てに関わることであるので、地域が一丸となって活動できる
・防災に取り組む地域自治組織があれば、自治会に入る必要が無くなるのではないか
人権研修
地域活動において、たくさんの方に参画してもらうためには、様々な配慮をする必要があることから、「地域活動の運営にはどのような人権意識が必要か」をテーマに豊中市人権政策課職員による人権研修を行いました。
外国の方にもわかるような「やさしい日本語」の使用、男女共同参画の視点にたった表現など、普段から立ち止まって考えることの必要性を知ることができる場になりました。
参加者アンケート
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