豊中市は、良好な住環境を有する大阪府内有数の住宅都市として知られる一方、市内西部・南部に位置する準工業地域・工業地域においては、製造業を中心とした事業所が集積している地域があります。
　この準工業地域・工業地域内において、住工が混在している地域や住宅集積地などが見られる地域があり、従前から操業している事業所（工場等）と新たに建設された住宅との間で、騒音や振動などによる苦情等のトラブル（住工混在問題）の発生が懸念されています。
　このため、本市では、企業立地の促進をしていくための基本方針として、平成26年（2014年）8月に「豊中市企業立地促進計画（全体編）」を策定しました。これを受け本計画は、地域特性や産業トレンドを踏まえた企業立地の促進及び既存企業の発展に資する施策を推進するとともに、無秩序な開発による住工混在問題を防ぐことで、住宅と事業所が共存・共生し、事業所の安定した操業環境を維持・形成することを目的として策定しました。

※本計画は、全体編（平成26年（2014年）策定）と一体的な計画として取りまとめたもの