RSウイルス感染症予防接種
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更新日:2026年3月13日
RSウイルス感染症予防接種は、令和8年(2026年)4月1日より定期接種となる予定です。
RSウイルス感染症予防接種(母子免疫ワクチン)について
生まれたばかりの赤ちゃんは免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体をつくることができないとされています。
母子免疫ワクチンとは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた赤ちゃんが出生時から病原体に対する予防効果を得ることができるワクチンです。
RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンとして組換えRSウイルスワクチン(ファイザー社のアブリスボ)があります。
【豊中市】RSウイルスワクチンリーフレット(PDF:597KB)
【対象者向け】RSウイルスワクチンリーフレット(厚生労働省)
【医療従事者向け】RSウイルスワクチンリーフレット(厚生労働省)
RSウイルス感染症について
RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。
1歳までに 50%以上が、2歳までにほぼ 100%の乳幼児が、少なくとも1度は感染するとされています。
感染すると、2~8日の潜伏期間ののち、発熱、鼻汁、咳などの症状が数日続き、一部では気管支炎や肺炎などの下気道症状が出現します。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、 喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに細気管支炎の症状が出るなど重症化する ことがあります。
2010 年代には、生後 24 か月未満の乳幼児における年間の RS ウイルス感染症発生数は 12 万人~18 万人であり、3万人~5万人が入院を要したとされています。また、入院例の 7%が何らかの人工換気を必要としたとする報告もあります。
接触・飛沫感染により伝播するため、手洗いや手指衛生といった基本的な感染対策が有効で、治療は症状に応じた治療(対症療法)が中心です。
定期接種対象者
妊娠28週~36週の妊婦
(妊娠28週0日から36週6日まで)
※過去の妊娠時に組換え RS ウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種したことのある人も対象です。
※接種後 14 日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、 妊娠 38 週 6 日までに出産を予定している場合等は、その 14 日前までに接種できるよう、医師とご相談ください。(定期接種の対象週数の間であれば、やむを得ない状況により出生前 14 日以内に接種した場合でも、定期接種の対象とすることは可能です)
接種に注意が必要な人
- 妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された人
- 今までに妊娠高血圧症候群と診断された人
- 血小板減少症や凝固障害を有する人
- 抗凝固療法を実施されている人
その他、明らかな発熱を呈している人、重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人、組換えワクチン(アブリスボ)の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな人等は接種できません。
また、心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する人、予防接種を受けて 2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった人、けいれんを起こしたことがある人、免疫不全と診断されている方や近親者に先天性免疫不全症の方がいる人、組換え RS ウイルスワクチン(アブリスボ)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある人等は接種に注意が必要です。
定期接種回数
妊娠ごとに1回
接種費用
無 料
※必ず妊娠28日0日~36週6日の間に接種してください。妊娠24週0日~27週6日の間に接種する場合は、任意接種となり、全額自己負担となります。(妊娠23週以前、妊娠37週以降は医薬品上接種できません)
※任意接種の場合、健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく補償を受けることができない可能性があるため、ご注意ください。
接種方法
- 接種の際は親子健康手帳(母子健康手帳)を忘れずに持参してください。
- 定期の予防接種は全て個別接種となりますので、医療機関で予約のうえ接種してください。
- 妊婦健診と一緒に接種することもできます。(事前に医療機関へご確認ください)
接種する医療機関 | 事前の手続き | 予診票 |
|---|---|---|
| 不要 | 豊中市内の医療機関、または市保健所に設置しています | |
吹田市・箕面市・池田市・摂津市 茨木市・豊能町・能勢町・島本町 の定期接種取扱医療機関 | 「予診票」の発行手続きが必要 | 市担当までご連絡いただくか、電子申込にてお申込ください |
その他の医療機関 | 「予防接種市外実施依頼書」の発行手続きが必要 | 「予防接種市外実施依頼書」とともに発行します |
ワクチンについて
他のワクチンとの接種間隔・同時接種について
他のワクチンとの接種間隔の規定はなく、医師が必要と認めた場合は同時接種も可能です。
三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)ワクチンについては、RSウイルスワクチンとの同時接種により、百日せき菌の抗原に対する抗体反応が低下するとの報告があるため、接種間隔等については医師と相談してください。
ワクチンの効果
| 生後 90 日時点 | 生後 180 日時点 | |
|---|---|---|
RSウイルス感染による医療受診を必要とした 下気道感染症の予防 | 6割程度の予防効果 | 5割程度の予防効果 |
RSウイルス感染による医療受診を必要とした 重症下気道感染症(※)の予防 | 8割程度の予防効果 | 7割程度の予防効果 |
※ 医療機関への受診を要する RS ウイルス関連気道感染症を有する RS ウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸・SpO2 93%未満・高流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着・4 時間を超える ICU への収容・無反応・意識不明のいずれかに該当と定義しています。(厚生労働省が作成した資料より引用)
ワクチンの安全性
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシーがみられることがあります。 また、ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧の発症リスクは増加しませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血 圧症候群の発症リスクが増加したという報告もあるものの、交絡因子等の影響の可能性があることから、解釈に注意が必要であるとされています。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
| 発現割合 | 主な副反応 |
|---|---|
| 10%以上 | 疼痛*(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
10%未満 | 紅斑*、腫脹* |
| 頻度不明 | 発疹、蕁麻疹 |
*ワクチンを接種した部位の症状
(添付文書から厚生労働省が作成した資料より引用)
留意事項
- 予防接種を受ける予定であっても、体調が悪いと思ったらかかりつけ医とよく相談して接種するかどうか判断してください。(37.5度以上の明らかな発熱がある場合は接種できません)
- 接種後30分程度は、急な副反応が出た場合に備え、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
- 接種後1週間は副反応の出現に注意し、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。また、当日ははげしい運動は避けましょう。
- 親子健康手帳(母子健康手帳)は、予防接種を受けた大切な記録となります。今後接種歴を確認する機会も多くありますので、大切に保管してください。
予防接種健康被害救済制度について
- 予防接種によって健康被害(入院が必要な程度の障害など)が生じた場合は、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定されると、予防接種法に基づく補償を受けることができる健康被害救済制度があります。接種を受けたご本人及び出生した児が対象となります。
- 予防接種の効果・副反応などを理解した上で接種してください。
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お問合せ
健康医療部 健康危機対策課
〒561-0881 豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7310
ファクス:06-6152-7328


