地籍調査とは
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更新日:2023年5月2日
地籍調査とは、国土調査法(昭和26年法律第180号)に基き、一筆ごとの土地について、その所有者、地番及び地目の調査並びに境界及び地積に関する測量を行い、その結果を地図及び簿冊に取りまとめる調査のことです。
登記所に備え付けられている地図の多くは、明治時代の地租改正によって作られた地図(公図)をもとにしたもので、土地の境界や地積に関しては当時の測量技術によるものであるため不正確な場合もあるのが実態です。
地籍調査が実施されると境界の位置や地積などを正確に把握することができます。
地籍調査のメリット
地籍調査を行うメリットとは
- 災害復旧の迅速化
境界を座標値で管理することとなるため、災害等により地形
が変化し元の境界を復元することが可能であり、復旧作業を
容易に進めることができます。
- 公共物管理の適正化
道路や各種公共施設等の境界が明確となるため、管理すべ
き範囲を正確に把握することができます。境界確認の資料
作成に係るコストの削減にもつながります。
- 土地取引の円滑化と土地資産の保全
正確な地図ができるほか、境界の復元も可能となるため、
将来の境界紛争を予防し、円滑な土地取引を実現します。
また、所有権を保護するための手段となります。
- 公共事業・民間開発事業のコスト縮減
各種公共事業及び民間開発事業の計画策定、用地買収範
囲の特定が地籍図上でできるため、事業の円滑化やコスト
縮減が図られます。
- 固定資産税の課税の適正化
正確な地目、面積が課税情報に反映されるため、課税の公平性を図ることができます。
などがあげられます。
お問合せ
財務部 資産管理課 明示係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第二庁舎4階
電話:06-6858-2373
ファクス:06-6858-8647
