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金禅寺三重宝篋印塔

ページ番号:294080586

更新日:2023年5月11日

国指定重要文化財
金禅寺三重宝篋印塔
(こんぜんじさんじゅうほうきょういんとう)
所在地:豊中市本町5-3-64
指定年月日:昭和36年(1961年)3月23日
 金禅寺の本堂右前には在銘の三重宝篋印塔があります。塔は各部分とも花崗岩を用材とし、現在失われている相輪(そうりん)の部分を加えて六個の部材からできています。初層笠の上端に第二層塔身を、そして、第二層塔身の上に第三層塔身をそれぞれ造り出し、笠の上端にある造り出しの段型は、二段・三段となっています。初層塔身の四面の四仏は一面が像容で三面が梵字で現されています。
 基礎の一面には刻銘があり、貞和5年(1349年)の年号が記されています。この紀年は南北朝時代の北朝年号で、南朝年号の正平4年にあたります。基礎に記されているように、何人、何十人かの人達が結衆し、浄財を出しあって建立したものであることがうかがわれます。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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