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摂津豊中大塚古墳出土品

ページ番号:951956779

更新日:2021年8月12日

国指定重要文化財
摂津豊中大塚古墳出土品
(せっつとよなかおおつかこふんしゅつどひん)
出土地:大塚古墳(豊中市中桜塚)
指定年月日:昭和61年(1986年) 6月6日

 大塚古墳は、中桜塚4丁目に所在する古墳時代中期の円墳です。
 昭和58年(1983年)の発掘調査では、合計3つの埋葬施設から、総計500点近くの副葬品が出土しました。
 出土品には、銅製の方格規矩獣文鏡(ほうかくきくじゅうもんきょう)、石やガラス製の玉類、鉄刀、鉄剣、鉄鏃(てつぞく)、甲冑、革盾などの武器・武具類、斧、鎌などの鉄製農工具などがあり、一括して国指定重要文化財に指定されています。
 これらの出土品はいずれも当時の技術水準の高さを示すもので、特に鉄製の甲や冑は、三角形や長方形の鉄板を革ひもで綴じ合わせた、革綴じ技法で制作されています。
 三角板革綴襟付短甲(さんかくばんかわとじえりつきたんこう)は、胴の後ろに襟部をつけた全国的にも珍しい形式のものが、衝角付冑(しょうかくつきかぶと)とともに2領出土しています。
 また長方板革綴短甲(ちょうほうばんかわとじたんこう)も、首や肩などを守る付属具とセットで出土するなど、質、量、ともに注目に値します。
 武器としては刀、剣、槍、弓矢(鉄鏃)が多数出土し、このうち石製把付短剣(せきせいつかつきたんけん)は鉄製の刀身を緑色凝灰岩で作った把にはめ込んだ短剣で、実用のものとしては、全国で唯一の出土例になります。
 これらの出土品は、古墳時代中期初頭の様相を示す重要な資料です。

 大塚古墳出土品については、昭和58年(1983年)の保存処理以来、部分的な修理や再処理をおこなってきましたが、とくに鉄製品の経年劣化がひどく、平成27年(2015年)から4か年にわたり国の補助を受けて全出土品を保存修理し、あわせて出土品の状態に応じた保管台・保管箱を製作しました(写真右、公益財団法人元興寺文化財研究所にて)。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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