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人面付土製品

ページ番号:364466373

更新日:2023年5月11日

市指定文化財
人面付土製品
(じんめんつき・どせいひん)
出土地:新免遺跡(豊中市玉井町)
指定年月日:昭和62年(1987年)9月1日
 この資料は、昭和60年(1985年)に行われた新免(しんめん)遺跡の発掘調査で出土したもので、弥生時代後期の土器と共に発見されました。首から下は欠けていますが、残存する長さ4.8cm、頭部の幅3.6cm、耳部の幅4.1cm、厚さ9mmを測ります。全体的には板状になっていますが、顔面の作りは極めて写実的で、目と口は陰刻され眉と鼻は本来立体的に表現されていたようです。また、眉の上方には径1mmの竹管を押しつけたような文様があり、両耳には各2個の穴が裏面まで貫通させてあります。
 この人面付土製品は、用途は不明ですが、形や技法から岡山県を中心に発見される分銅形土製品(ふんどうがたどせいひん)との関連がみられ、当時の吉備地方との交易を考えさせます。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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