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鉄斧形土製品

ページ番号:786076878

更新日:2023年5月11日

写真

市指定文化財
鉄斧形土製品
(てっぷがた・どせいひん)
出土地:新免遺跡(豊中市玉井町)
指定年月日:昭和62年(1987年)9月1日

 新免遺跡は縄文時代から中世にいたる複合遺跡ですが、ことに弥生時代から古墳時代にかけて大規模な集落が営まれていました。
 昭和60年(1985年)度に行われた発掘調査で出土したこの鉄斧形土製品は、弥生時代~古墳時代の遺物とみられ、無肩式の鉄斧を忠実に模倣した土製品です。全長は6.0cm、刃幅3.4cm、柄をさし込む部分である袋部は長さ3.1cm、上部内径2.3cm、奥部内径0.8cmで断面はほぼ円形になります。また袋部の接合部分に模したとみられる溝が表現されています。保存状態は良好で、類例もほとんどみられない資料です。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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