子持勾玉
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更新日:2023年5月11日
市指定文化財
子持勾玉
(こもちまがたま)
出土地:島田遺跡(豊中市庄内栄町)
指定年月日:昭和62年(1987年)9月1日
島田遺跡は、豊中インターチェンジ付近に広がる複合遺跡ですが、昭和59年(1984年)に行われた調査で、古墳時代後期の遺物として子持勾玉が出土しました。これは市内で初めての例です。
長さ7.2cm、幅4.2cm、厚さ2.6cmを測り、暗青灰色の滑石製(かっせきせい)で、全面に加工痕が残っています。腹部に1つ、両側面に各2つ、背部に3つの突起がつくられ、各突起は端面がえぐられています。さらに上部側面には貫通する孔が1つあけられています。
子持勾玉と呼ばれるこの資料の用途は解明されていませんが、おそらく古墳時代の祭祀と関連するものでしょう。
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