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有舌尖頭器

ページ番号:939086029

更新日:2023年5月11日

市指定文化財
有舌尖頭器(ゆうぜつせんとうき)
出土地:野畑春日町遺跡(豊中市春日町)
指定年月日:昭和62年(1987年)9月1日
 狩猟用投げ槍の槍先と考えられているこの石器は、旧石器時代から縄文時代に移行する時期のものです。現長10.3cm、最大幅1.8cm、最大厚1.0cm、現重23.4gで、材質はサヌカイト製です。
 舌部は、端部を古く折損していますが、本来は二等辺の逆三角形をしていたものと思われます。先端部は鋭く尖り全体的に良い残存状態といえるでしょう。表面は風化のため灰白色となり、石器製作時の剥離面等の観察は困難ですが、表裏面ともほぼ全面に斜行状平行剥離が行われているのが認められ、側縁部には細小剥離を施して器形を整えています。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

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