このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

月岡雪鼎筆 鯉図

ページ番号:238879789

更新日:2023年5月11日

市指定有形文化財
月岡雪鼎筆 鯉図
(つきおかせっていひつ こいず)
所在地:大阪市西区川口2-1-5
指定年月日:平成29年(2017年)8月1日
 月岡雪鼎は大坂画壇における中心人物の一人。藻の間からゆらりと浮上する鯉が描かれており、美人画家雪鼎としては珍しい作例です。しかも東洋の伝統的な画題である「藻魚」を破綻なく堅実にこなす画家の技量がうかがえる作品でもあります。
 上部に記された賛の賛者は烏丸光胤(からすまるみつたね)の息子で外山(とやま)家を継いだ公卿外山光實(みつざね)(1756年~1815年)です。本図の軸裏には、鴻池家の家督相続に当たり、本図を祝いの品として贈る旨が枚岡神社祇官水走嘉言(みずはやかげん)(1753年~1815年)によって記されるなど、本図は、作画の経緯が判明している貴重な絵画資料でもあります。

お問合せ

教育委員会事務局 社会教育課 文化財保護係
〒561-8501
豊中市中桜塚3丁目1番 豊中市役所第一庁舎6階
電話:06-6858-2581
ファクス:06-6846-9649

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで