豊中市は人権擁護都市宣言40年を迎えました
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更新日:2024年3月28日
豊中市長 長内 繁樹
豊中市が人権擁護都市を宣言してから、本年3月28日で、40周年を迎えました。
昭和58年(1983年)に人権教育推進委員協議会が中心となり署名活動が展開され、昭和59年(1984年)3月市議会において採択されました。
全ての人は、かけがえのない存在として尊重され、幸せに生きる権利を持っています。
しかしながら、今なお、日常生活においてさまざまな人権侵害事象が発生していることは非常に残念であり、決して許されることではありません。
人権擁護都市宣言40年を機に、市民の皆さんの自主性を尊重して人権に対する意識の高揚に努めるとともに、人権尊重を基軸とした市政をより一層進めてまいります。
人権擁護都市宣言
私たちは、豊中市民として日本国憲法のもとにすべての人が人間として尊ばれ、基本的人権が侵されることのない明るい住みよい社会が一日も早く実現することを願っています。
しかし、今なお存在するさまざまな人権侵害の事実を見つめるとき、いまこそ市民一人ひとりが力を合わせ、すべての人々の人権が擁護される心豊かな豊中市を築いていかなければなりません。
私たちは自らの人権意識を高め、人権尊重の輪を広げるため、ここに豊中市を「人権擁護都市」とすることを宣言します。
昭和59年(1984年)3月28日 豊中市
宣言のあゆみ
昭和58年(1983年)、「世界人権宣言35周年」を機会に、豊中市人権教育推進委員協議会が中心となり、同年10月1日から「豊中市を人権擁護宣言都市にする要望署名活動」が展開されました。
市民の幅広い理解を得た結果、82,113名の署名が寄せられ、請願書に添えて提出、受理されました。
その後、請願は同年12月8日市議会本会議において総務委員会に付託され、同委員会で審議されました。「ただ、宣言するということでなく、具体的に行政の中で、生きた形で宣言が生かされること」との意見をつけて採択され、同年12月22日の市議会本会議で全会一致により請願は採択されました。
昭和59年(1984年)3月定例市議会において、「豊中市人権擁護都市宣言」が提案され、3月28日、本会議で承認されました。
府内自治体で11番目の宣言でした。
豊中市人権擁護都市シンボルマーク
豊中市人権擁護都市シンボルマーク
昭和59年(1984年)、豊中市は人権擁護都市を宣言したことにより、市民に対して宣言文の周知に努めるため、人権擁護の意をこめた宣言シンボルマークを広く市民から募集しました。その結果、252点の応募があり、その中からこの作品が選ばれました。
この入選作品の図案は「人」という字をシンボル化し、人が寄りそって、より高い次元へ向上すること(向上心)を願って制作されたものです。
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