協働の力で地域課題を解決する、令和6年度アーバンイノベーション豊中をスタートします
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更新日:2024年10月30日
豊中市と民間事業者等が協働で課題解決をめざすプロジェクト
豊中市は、柔軟な発想と優れた技術力を持つ民間事業者等と協働して、地域課題の解決をめざすプロジェクト「Urban Innovation TOYONAKA(アーバンイノベーション豊中)」を実施しています。
新たなソリューションの開発・実証実験を通じて、市民サービスの向上と新たなビジネスの創出をめざします。
審査により選ばれた事業には市から上限50万円の補助金を交付します。また、今年度の開発・実証実験を通じて、効果を検証し、次年度以降の展開を検討します。
審査結果について
令和6年度(2024年度)は2案件であわせて14件の応募がありました。たくさんのご応募ありがとうございました。
審査の結果、2団体の採択が決定しました。
募集テーマ | 採択事業者 |
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子どもの習い事の送迎サポート!育児と仕事の両立を応援したい! | hab株式会社 |
もっと、暮らしを便利に!誰もがデジタルを活用できる豊中市へ | 株式会社スピード |
実証実験の内容について
(1)こどもの習い事の送迎サポート!育児と仕事の両立を応援したい!(こども支援課・交通政策課×hab株式会社)
実証実験の概要
豊中市では「子育てしやすさNO.1」をめざし、取組みの一つとして『「小1の壁」の解消』を掲げ、その一環として民間も含めた子育て支援サービスの利用しやすさを向上し、保護者の自由時間を作り出す支援を行う「フリータイムプロジェクト」事業を推進し、子育てに対する経済的・精神的な負担の軽減をはかっています。
子育て世帯が経済的・精神的な負担を感じる理由の一つが、時間的な余裕のなさが挙げられます。
今回の実証実験では、「こどもの送迎」をテーマに設定し、時間的な余裕のなさを生み出す取組みとして、平日の放課後や土日に、小学生(主に低学年)を対象として、希望する時間や場所間で安全に利用できる送迎支援を、市内で一定期間運用することで、利用ニーズや運用における課題、副次的な効果を把握することを想定しています。
子ども専用送迎シャトル運行システム「hab」を活用した送迎サービスを、希望する子育て世帯に使っていただき、使用感や使用傾向などを確認し、送迎サービスの有効性を確認します。
子育て世帯の現状やこどもの送迎についてのアンケートを実施
実証実験に先駆け、子育て世帯に事前調査を実施しました。
子育て中に感じている課題では、「自分の時間が取れない」という回答が約7割を占めており、「代行サービスがあれば使ってみたい家事・育児は何ですか」という質問に対しては、「こどもの送り迎え(学校や習い事、保育園)」といった回答が最も多く、実態として「こどもの送迎」に関しては市民のニーズも高いという結果が得られました。
ガンバ大阪とプレ運行を実施しました!
運行前に“プレ運行”として、株式会社ガンバ大阪(本社:大阪府吹田市)協力のもと、プレ運行を実施しました。
プレ運行では、運行に向けた課題や利用者のニーズを把握することができました。
プレ運行の様子
プレ運行の様子2
無料モニター募集中!【申し込み締め切り:11月15日(金曜)まで】
今後、12月上旬から無償運行を実施予定です。運行に向け、無料でサービスを利用してくださる子育て世帯を募集しています。
専用アプリで乗車・降車場所と日時等を登録すると、登録した場所・日時にタクシー車両でお迎えにいきます。
帰りもご自宅等までお送りすることができます。
また、LINEベースでのサービス利用になるため、LINEを使いサービスの進行状況(乗降通知や車内の様子等)が遠隔で確認できる機能を備えています。
募集については、下記の詳細についてご確認ください。
応募・利用方法
- hab公式LINEより「豊中市プレ運行応募」と送付
- 公式LINEにて応募者様に当落通知【11月19日(火曜)以降順次】
- 乗車
※ 詳細の応募については、チラシをご確認ください。
走行期間
令和6年(2024年)12月2日(月曜)~12月15日(日曜)
走行時間はリクエストに応じて設定
参加条件
- アンケートの回答にご協力いただける方
- 豊中市にお住まいの方
- 緊急時、何らかの理由で乗車できなかった際にお子様のお迎えが可能な方
- キッズ携帯等、親子間で緊急時の連絡手段をお持ちの方
対象年齢
5歳~12歳
お問合せ
info@habshuttle.com(対応時間 10:00~16:00)
チラシ
チラシ表面
チラシ裏面
子ども専用送迎シャトル運行システム「hab」についてはこちら(外部サイトへリンク)
(2)もっと、暮らしを便利に!誰もがデジタルを活用できる豊中市へ(デジタル戦略課×株式会社スピード)
実証実験の概要
豊中市では、「とよなかデジタル・ガバメント戦略2.0」を策定し、「まち」「サービス」のデジタル活用に向けて様々な取り組みを推進しています。
しかし、サービスを使える人・使えない人、知っている人・知らない人などのデバイド(格差)が生じています。
デジタルへのハードルを下げるために、身近な場所でスマホ等の相談をできる場として「福祉なんでも相談窓口によるスマホ相談」や「地域ITリーダーによるスマホ相談会」などを実施してきました。
しかし、いずれも日常的な利用に関する相談にとどまることが多く、国や地方自治体が実施するデジタルサービス利用に向けたハードルは依然として高く、さらなる取り組みが必要です。
また、「福祉なんでも相談窓口」によるスマホ相談会が自発的な活動であるため実施地域の偏りや、「地域ITリーダー」の参加者数の減少・高齢化、「福祉何でも相談窓口」で対応する相談員の確保など課題があります。
今回の実証では、大学生の有償ボランティアに担い手として参画してもらい、課題に対する有効性等を確認します。
小規模でのプレ実施を行いました!
「福祉なんでも相談窓口」の一部校区にご協力いただき、相談窓口の様子や相談員へのヒアリングを行い、ニーズや課題を確認しました。
また、スマホ相談会の相談員として、試験的に“学生スマホサポーターズ”を設置し、相談者や学生側のニーズや課題を確認しました。
相談員へのヒアリングの様子
小規模実証の様子
小規模実証の様子2
学生スマホサポーターズによるスマホ相談会を開催します!
令和6年(2024年)11月の初心者向け無料スマホ相談会の一部の日程(5日程度)において、学生スマホサポーターズによるスマホ相談会を開催します。
詳細については、以下をご確認ください。
要綱等について
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お問合せ
都市経営部 経営戦略課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎3階
電話:06-6858-2773
ファクス:06-6858-4111
