結核について
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更新日:2023年2月2日
結核は昔の病気ではありません
大阪府は、人口当たりの結核の患者さんが他の都道府県と比べて一番多いところです。
豊中市では、平成29年に69人、平成30年に63人、平成31年に75人、令和2年に62人の患者さんが結核と診断されました。
60歳以上が全体の8割以上を占めていますが、働き盛りの若い方も結核と診断されています。
19歳以下 |
20歳代 | 30歳代 | 40歳代 | 50歳代 | 60歳代 | 70歳以上 | 全体 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平成29年 |
0人(0.0%) | 2人(2.9%) | 3人(4.3%) | 8人(11.6%) | 2人(2.9%) | 7人(10.1%) | 47人(68.1%) | 69人 |
平成30年 |
0人(0.0%) | 4人(6.3%) | 1人(1.6%) | 1人(1.6%) | 6人(9.5%) | 8人(12.7%) | 43人(68.3%) | 63人 |
平成31年 |
0人(0.0%) | 0人(0.0%) | 3人(4.8%) | 5人(6.7%) |
10人(13.3%) | 6人(8.0%) | 51人(68.0%) | 75人 |
令和2年 | 2人(3.2%) | 2人(3.2%) | 2人(3.2%) |
3人(4.8%) |
3人(4.8%) | 3人(4.8%) |
47人(75.8%) | 62人 |
感染経路
患者さんの咳やくしゃみとともに結核菌は空気中に飛び散り、周囲の人がそれを吸い込むことによって感染します。(これを「空気感染」といいます。)
患者さん全員に感染力があるわけではなく、感染したからといってすぐに結核を発病するわけではありません。
結核菌に感染した人のうち、約1~2割の人が結核を発病すると考えられています。多くの場合は身体の抵抗力で結核菌を抑え込まれます。
しかし高齢になったり、免疫力が下がったとき、抑え込まれていた結核菌が目覚めて発病する可能性があります。
症状
結核の主な症状としては、2週間以上続く咳・痰・微熱です。その他には、血痰・胸痛・食欲不振・体重減少・倦怠感なども症状としてあげられます。しかし、必ずしも症状が出現するわけではありません。特に高齢者は症状が出ないことがあります。
また、結核であれば市販の風邪薬などは効かないため、上記の症状がみられたときには早めに医療機関を受診しましょう。
保健所は結核に関する相談窓口です
結核と診断されると、医師から保健所に届出があります。
それにより治療がスムーズに進むよう、保健師が患者・家族などと面談して支援を行います。
お問合せ
健康医療部 健康危機対策課
〒561-0881 豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7310
ファクス:06-6152-7328
