麻しん患者発生に伴う注意喚起
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更新日:2025年4月14日
令和7年4月11日(金曜日)に大阪市保健所管内で麻しん(はしか)陽性者が確認されました。大阪市保健所が行った疫学調査の結果、下記施設を利用しており、不特定の方と接触している可能性が判明しましたので、広く注意喚起をするものです。
なお、本注意情報は、大阪府・吹田市と同内容を公表しています。
感染性のある期間に患者が利用、不特定多数の方と接触した可能性のある日時及び施設等
日付 | 滞在時間(目安) | 施設等 |
---|---|---|
4月8日(火曜日) | 11時30分頃から12時30分頃まで | 阪急神戸線 神崎川駅から十三駅まで |
4月8日(火曜日) | 12時30分頃から18時00分頃まで | ららぽーとEXPOCITY(吹田市) |
4月8日(火曜日) | 18時00分頃から19時00分頃まで | 大阪モノレール 万博記念公園駅から蛍池駅まで |
- 麻しんの潜伏期間は、約10日から12日(最大21日間)で、麻しん患者と接触した場合には、接触後3週間(21日間)注意が必要です。
- 上記の日時に施設を利用された方で、4月29日(火曜日)までに発熱・発疹等、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、マスクを着用し、公共交通機関の利用は避けていただき、速やかに受診してください。
- 本事例に係わる当該患者の利用施設等における接触者については、保健所及び医療機関において、対象者の健康観察を実施しています。
- 各施設への直接のお問い合わせはお控えください。感染症法の趣旨に則り、個人情報保護の観点から患者やその家族・関係者等が特定されないよう、また、施設に対する風評被害がないよう特段のご配慮をお願いいたします。
麻しんについては、下記のリンクをご覧ください。
豊中市の皆様へ
- 麻しんに感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪の様な症状が現れます。2日から3日間ほど熱が続いたあと、39℃以上の高熱と発疹が出現すると言われています。
- 感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強く、また、麻しん患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
- 発症した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前から発疹出現後4日目から5日目くらいまでと言われています。
- 麻しんは予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる最も有効な予防方法です。麻しんの定期予防接種(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)をまだ受けていない方は、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。
医療機関の皆様へ
- 発熱や発疹を呈する患者が受診した際は、麻しんの予防接種歴や海外渡航歴の確認等、麻しんの発生を意識した診療を行うとともに、臨床症状等から麻しんと診断した場合には、速やかに保健所に発生届の提出をお願いします。
- 患者(疑い含む)は個室管理を行う等、麻しんの感染力の強さを踏まえた院内感染対策の実施についても合わせてお願いいたします。
関連情報
お問合せ
健康医療部 健康危機対策課 感染症対策係
〒561-0881 大阪府豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7316
ファクス:06-6152-7328
