減塩の話
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更新日:2023年2月13日
お塩と健康の関係
高血圧による血管の変化
日本人の高血圧の最大の原因は、塩分のとりすぎです。高血圧とは、血管の中を流れる血液の圧力が強くなり続けている状態です。進行すると血管壁の弾力性やしなやかさが失われ、動脈硬化も促進されます。動脈硬化になると、狭心症や心筋梗塞・心不全などに進んでいく怖れもあります。また脳では、脳梗塞・脳出血などの脳血管障害を引き起こします。減塩は高血圧の予防に欠かせません。
*塩分に含まれるナトリウムは体に必要な栄養素のため、激しい運動の後など塩分を摂るほうがいい場合があります。高血圧などの生活習慣病で受診中の方は、主治医にご相談ください。
減塩のポイント~成人男性7.5グラム未満、成人女性6.5グラム未満を目指そう~
塩分を減らすポイントをご紹介します。
その1
食事は習慣的(1週間や1か月など)に何を食べているかがポイントです。まずは、同じ献立が続かないように心がけてみましょう。
その2
いつも食べてる食品などの食塩量を確認しましょう!
その3
減塩プラスワン!できそうなことにチャレンジ!!
・漬物は食べる回数と量を減らす
・マーガリンやバターはつけすぎない
・減塩醤油をつかう
・ハーブや香辛料をきかせる
・しょうゆややソースはかけずにつける
・酢やレモンやスダチなどを効果的に使う
・加工食品や味付け不要な(半)調理済み食品は食べ過ぎ注意
・薄味になれる
・食べ過ぎない
・天然のだしを生かす
街の中でも減塩の工夫
「減塩や健康を意識した食生活を始めやすい環境を作りたい」と市内に協力店ができました。
豊南市場(本店:庄内東町1丁目7番19号、稲津店:稲津町1丁目3番12号)
代表取締役の山本悦司さん(稲津店にて)
「減塩商品を選びやすく」
減塩を意識した食生活にチャレンジしやすいよう減塩みそやしょうゆ、カップ麺、缶詰などを集めたコーナーを設置しています。まずはお客さんに
たくさんの減塩商品があることを知ってもらい、塩分に配慮した食生活について考えるきっかけになればと思っています。
カフェダイニングJ(岡町9の2)
カフェダイニングJの梶川千登清さん
「外食でも安心して食べられる味付け」
店内の提供だけでなく、持ち帰りの弁当や総菜も販売しています。できる限り野菜は冷凍食品を使わず、肉や魚の揚げ物も下準備から手づくりして、塩分や添加物を抑える工夫をしています。また、品数を多くし、香りや風味を生かして外食でも塩分を気にせず食べられるようにしています。
減塩や高血圧のことをもっと知りたい方はこちら
健康に関する総合相談窓口
豊中市保健所(中桜塚)
電話:06-6152-7309
月曜~金曜日(祝・休日を除く)9時30分~12時
高血圧などの生活習慣病で受診中の方は、主治医にご相談ください。
減塩キャッチフレーズについて
保健所では血管への悪影響から引き起こされる生活習慣病を予防するために、「血管プロジェクト」を進めています。
その一環として、「減塩」をテーマとし、聞くだけで、見るだけで、思わず「自分の食生活を振り返ってしまう」、「減塩生活を始めたくなる」、心を動かし行動につながるキャッチフレーズ、デザインを募集しました。受賞作品は、平成34年3月末まで、「減塩」を推進する事業などで使用します。
→受賞作品の詳細はこちらをご覧ください「減塩キャッチフレーズの決定」
キャッチフレーズ部門 入賞作品
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お問合せ
健康医療部 健康政策課
〒561-0881 豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7307
ファクス:06-6152-7328
