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アタマジラミについて

ページ番号:335750365

更新日:2023年4月26日

アタマジラミはヒトの頭髪に寄生し、頭皮から吸血してかゆみを引き起こします。アタマジラミは衛生状態に関係なく、どんな人にも発生します。特に子どもに多く、保育所、幼稚園、小学校などの集団生活する場所で多く発生します。家庭で定期的に頭皮の確認を行い、早期発見、早期駆除を心がけましょう。

特徴 

成虫

大きさが1mmから2.7mmで、色は灰白色です。
成虫は1か月ほど生き、1日に5個から6個、一生に100個から200個の卵を髪の毛の根本近くに産みます。
羽はなく、飛ぶことも跳ねることもありません。ヒトの体から離れると1日から3日しか生きられません。

大きさが約0.5mmの楕円形で、色は乳白色です。(ふ化後は黄白色)
1週間ほどで幼虫になります。
髪の毛にしっかりと付着しているため、簡単には取り除けません。
後頭部や耳のうしろの髪の毛のはえぎわに多く付着しています。
ヘアーキャストや皮脂と間違えやすいので、注意して下さい。
(ヘアーキャストは指でつまむと簡単に取り除くことができます。)

感染経路

アタマジラミは、頭髪が直接触れ合ったり、タオルやくしなど頭髪がふれるものを共有することによって、人から人へうつります。特に、幼児や小学校低学年の児童は頭をくっつけて遊ぶことが多いので、保育所や幼稚園、小学校等で集団発生することがあります。

駆除方法

アタマジラミは、集団生活をしているとその中で蔓延しやすいため、見つけた場合は次のように処置を行い、拡大を防ぎましょう。
駆除方法は、物理的に除去する方法と薬剤を使用する方法があります。

物理的な駆除方法

・成虫や幼虫は普通のシャンプーで洗髪すれば、洗い流すことができます。毎日ていねいに洗髪し、ドライヤーでよく乾かしましょう。また小さな子どもは洗い方が不十分になりがちなので、大人が洗髪してあげましょう。
・専用のすきぐしを用いて髪をとかすと卵、幼虫、成虫を取り除くことができます。髪の根本から毛先に向かってていねいにとかしましょう。専用のすきぐしは目がとても細かく髪に引っ掛かりやすいため、ベビーオイル等で滑りをよくしたり、専用くしを使用する前に普通のブラシで髪のほつれをとるとより効果的です。使用したくしはしっかり洗いましょう。

薬剤での駆除方法

・シラミ駆除用の市販薬(有効成分としてフェノトリンを含むもの)を使用します。使用する際は説明書をよく読み、用法・用量をきちんと守りましょう。

その他

・頭髪に触れたものから他の人へうつる恐れがあります。タオル、くし、帽子、シーツ、枕カバー等頭髪に触れるものは専用とし、共用は避けましょう。使用したタオルや枕カバーなどは交換し、洗濯しましょう。熱湯や乾燥機などの熱処理(60度、10分以上)やアイロンをかけると効果的です。
・アタマジラミは人の体から離れてもしばらくは生きています。掃除機などで清掃を行い、取り除きましょう。殺虫剤の散布は必要ありません。寝る場所や衣類や寝具を保管する場所などは、特に注意して清掃しましょう。

お問合せ

健康医療部 保健安全課
〒561-0881
豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7321
ファクス:06-6152-7328

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