カンピロバクター食中毒予防啓発動画「飲食店のオススメに潜む意外な落とし穴」
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更新日:2026年2月27日
カンピロバクター食中毒とは
近年、飲食店が提供した生や加熱不十分な鶏肉料理(鶏刺し・鶏たたき・半生な焼鳥串等)を原因とする
“カンピロバクター食中毒”が全国的に多発しており、豊中市においても他の食中毒と比較して、多く発生しています。
カンピロバクター食中毒の患者は、全世代の約7割を10代・20代が占めています。(令和4年厚生労働省食中毒統計調査より)
このことから、特に10代・20代の若年層に向けて、生や加熱不十分な鶏肉料理の危険性を啓発することを目的として、
大学生が飲食店で遭遇する食中毒体験を実写化したドラマを含めた啓発動画を関西大学映画研究部と共同で制作しました。
【YouTube動画】店長オススメの新鮮なアレを食べた結果…
再生時間:5分22秒
【YouTube動画】店長オススメの新鮮なアレを食べた結果…(ロング版)
再生時間:7分33秒
【YouTube動画】店長オススメの新鮮なアレを食べた結果…(ショート版)
再生時間:50秒
関西大学映画研究部との共同制作について
本動画を制作するにあたり、大学生等の若年層に響く動画にしたいという思いから、
自主映画の制作や上映会の開催など、精力的に活動をされている関西大学映画研究部に協力をお願いしました。
本動画内の実写ドラマ部分は、脚本、演技、撮影、編集を同研究部が中心となって行っています。
撮影当日は、大学の授業や試験で忙しい中、6名の部員の方が4時間かけて一生懸命、納得のいくまで何度も撮り直しをし、
本市が伝えたいことを、大学生ならではの視点で映像化してくれました。
公開時期
令和6年3月11日より、豊中市公式YouTube「とよなかチャンネル」で配信開始
撮影時の様子


制作に携わった関西大学映画研究部の方の感想
啓発動画の制作は考慮すべき点も多く一筋縄ではいきませんでしたが、
皆様のお力添えをいただきながら良いものができたと思っております。
多くの方に動画を通して正しい理解が広まって欲しいです。
また、好きが高じて行っていた活動がこうして世間に貢献できたことを光栄に思いつつ、
この動画が身近に潜む食中毒の危険性を、自分事として考えるきっかけになることを期待しております。
動画視聴促進のための取組
本市が市内消費喚起のために発行している豊中市デジタル地域ポイント(マチカネポイント)を活用し、
視聴促進を目的としてデジタルポイント付与事業を実施しました。
動画視聴とアンケート回答を行った人に、マチカネポイント200円相当を抽選で500名に進呈しました。
(実施期間:令和6年8月1日から令和6年10月31日まで)
アンケート結果
アンケートでは「動画を視聴した結果、生や加熱不十分な鶏肉料理を食べることを控えるようになるか」の質問に対して、
回答者の93.6%が5段階評価のうち「そう思う」「ややそう思う」と回答しました。(図1)
また、この結果を生や加熱不十分な鶏肉料理の食経験の有無で比較すると、
食経験のない人の方がある人よりも「今後喫食を控える(そう思う、ややそう思う)」と回答した割合が高くなりました。(図2)

図1 動画を視聴した結果、生や加熱不十分な鶏肉料理を食べることを控えるようになると思うか(アンケート結果)

図2 動画を視聴した結果、生や加熱不十分な鶏肉料理を食べることを控えるようになると思うか(過去の食経験による比較)
視聴感想(一部抜粋)
- 内容が分かりやすくまとまっており、たくさんの人に見てほしいと思った。
- 何となくその場の雰囲気で食べることもあったが、もう控えておこうと思った。
- 主人公が疑問を持ちつつ、周りに促され、食べる場面にリアリティーがあった。
- 生肉の恐ろしさを理解できた。これからは他人に誘われてもはっきり断れる。
- 飲食店では「プロが提供するのだから安全なものだろう」という意識が働き、安全性になんの疑いも持っていなかった。その意識を改めないといけないと認識できた。
- もっと、若い人に視聴してもらいたい。話す機会があれば、絶対食べないように言いたい。
- 学生が協力していることで、大学生の方にも身近な問題であることが周知でき、良い試みだと感じた。
- 新鮮な鶏肉でもカンピロバクターが多いこと、菌の保有率の高さに驚いた。
- 生の鶏肉は怖いけど、タタキならいけると思っていた。認識が変わった。
- ギランバレーになるとは想像もしなかった。通常の食中毒症状で済むかと考えていた。
- 子供が小さいころ、屋台の焼鳥を食べて感染した。入院し、ギランバレー症候群の説明もされて本当に心配で大変な思いをした。この動画で同じ思いをする人が1人でも減るといいなと思った。
令和6年度全国食品衛生監視員研修会における研究成果の発表
上記啓発事業の取組について、令和6年度全国食品衛生監視員研修会で研究発表(誌上)を行ったところ、
審査委員長特別賞を受賞しました。
カンピロバクター食中毒の予防方法
飲食店利用時に注意するポイント
- 生や加熱不十分な鶏肉料理(鶏刺し・鶏たたき・鶏生レバー・半生な焼鳥等)は注文せず、食べないようにしましょう。
- 新鮮な鶏肉にもカンピロバクターは付着していることがあるので、中心まで加熱された鶏肉料理を選んで、食べましょう。
家庭調理時に注意するポイント
カンピロバクターは十分に加熱(75℃以上の温度で1分以上の加熱)すれば、死滅させることができます。
- 食肉(鶏肉を含む)を調理する際には、中まで十分加熱をしましょう。
- 食肉と他の食品は使う包丁やまな板を分けましょう。
- 食肉に触れた後は十分に手を洗いましょう。
- 食肉に使用した調理器具は使用後、洗浄・殺菌を行いましょう。
お問合せ
豊中市保健所 健康危機対策課 食品衛生係
〒561-0881
豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7320
ファクス:06-6152-7328


