こども・若者の性被害防止のために
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更新日:2024年3月28日
こども・若者の性被害防止のために
性犯罪、性暴力は個人の尊厳を著しく踏みにじる、許されざる行為です。
こども・若者に対しての性犯罪・性暴力はその後長い年月に渡りその心身に長期にわたり重大な悪影響を及ぼします。
こども・若者に対する性犯罪・性暴力の根絶のため、令和5年(2023年)7月、国において「こども・若者の性被害防止のための緊急対策パッケージ」が決定されました。下記のとおり、文部科学省・こども家庭庁をはじめとする行政のHPに生命の安全教育等にかかる啓発教材や、保護者向けのリーフレットが掲載されていますのでご覧ください。
1 こどもや保護者等へのプライベートゾーン等に関する教育啓発
こどもは、性被害にあった場合でも、それが性被害であること自体を認識できない、認識できたとしても周囲の大人たちに被害を申告しづらいといった傾向があると言われています。こどもたちを性犯罪・性暴力の加害者、被害者、傍観者にさせないため、こども及びその保護者等に対し、「生命(いのち)の安全教育」の教材の活用等により、プライベートゾーン等について、分かりやすく、親しみやすい形での啓発を実施しています。
生命(いのち)の安全教育 幼児向け 教材例
2 保護者へのこどもの性被害に関する知識等の周知リーフレット
こどもの被害については、最も身近な立場にある保護者が、被害に遭ったことのサインを見逃さないこと、被害の聞き取りの過程でのこどもの記憶への影響(いわゆる「記憶の汚染」)を避けることや、速やかに専門機関に相談すること等を含め、的確に対応することが求められます。
さらに、性被害がこどもに与える影響やトラウマに関する基礎的な知識を持つことも重要となります。内閣府とこども家庭庁において、保護者むけ資料が作成されています。
※資料については、以下URLからダウンロードすることができます。
「こどもたちのためにできること」※内閣府男女共同参画局ウェブサイト
3 性犯罪・性暴力の被害に遭われたこどもや若者が利用することのできる相談窓口
・「#8103(ハートさん)」
都道府県警察の性犯罪被害相談電話(全国共通番号)
・「#8891(はやくワンストップ)」
性犯罪・性暴力被害者のためのワントップ支援センター(全国共通番号)
・「 Cure time(キュアタイム)」 性暴力に関するSNS相談
・「こどもの人権110番」 こどもの人権に関する電話相談窓口 0120-007-110(全国共通・無料)
・「SNS(LINE)人権相談 」 SNS(LINE)を利用した人権相談
・「こどもの人権SOS-eメール」」 スマートフォン・パソコン等から利用できるインターネット人権相談受付窓口
・SAP子どもサポートセンター電話相談「サチッコ」 19歳までの子どもたちを性暴力から守るための相談電話
・「WCO大阪ティーン相談」 デートDV・性暴力LINE相談
お問合せ
こども未来部 こども政策課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第二庁舎3階
電話:06-6858-2258
ファクス:06-6854-9533
