クレジットを利用するとき
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更新日:2013年12月4日
クレジットカードは、簡単にお金を借りたり、後払いで欲しいものを買うことができるので大変便利です。しかし、トラブルの発生も多く、カードを利用するときには、「カードの会員規約を必ず読むこと」「売上伝票の控えやレシートなどの金額の確認と、請求書の照合をすること」が特に大切です。
多数のカードを使って買い物をし、借金を返せなくなったという多重債務の問題が多く発生しています。この他にも、カードを貸したり盗まれたりして、不正に使用されてしまったり、名義を貸してカード会社から請求を受けたなどのトラブルが急増して、大きな社会問題になっています。
またクレジットカードの情報がスキミング(盗み取られること)され、いろいろと買物をされたという事例も聞かれます。毎月の利用代金明細書と売上伝票の控えは必ず内容を確認した上で保管し、心当たりのない利用があったときは速やかにカード会社と警察に連絡しましょう。
トラブルを防ぐには、「支払える限度内のカードしか持たない」「支払えることを確かめてカードを使う」「あらかじめ資金計画を立てる」ことが大切です。クレジットカードは名義人しか使用することができません。紛失・盗難時には迅速に届けを出せば原則として不正使用分は保険でカバーされるようになっています。ただし、保険の扱う内容はカード会社によって違うので、カード会員規約をよく読んで対応しましょう。カードは人に貸さず、人目につくところに置いたり、上着のポケットに定期券と一緒に入れて気軽に持ち歩いたりしないで、しっかりと管理するようにしてください。同様に暗証番号の取り扱いにも気をつけましょう。
