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郷土資料館開館記念講演会を実施しました

ページ番号:419000374

更新日:2023年5月15日

当日の様子

令和5年(2023年)3月5日(日曜)13:30から16:00まで、開館講演会を実施しました。
講演会は、まず豊中市社会教育課長による挨拶から始まりました。
次に「とよなか発掘ヒストリー」と題して、当館館長が豊中市での発掘調査の歴史を振り返りました。
市内には多くの遺跡が存在しますが、その中から府内初の大規模調査を行った「勝部遺跡」、岡町周辺一帯に広がる「桜塚古墳群」、千里丘陵上にある「桜井谷窯跡群」について発掘調査時の写真を交え紹介しました。

休憩をはさみ、大阪大学大学院人文学研究科 教授 福永伸哉さんにより「ヤマト政権の時代のとよなか」-猪名川周辺の豪族たちーの講演がありました。
まず題名にもある「ヤマト政権の時代」の説明から始まり、当時の猪名川周辺の豪族の盛衰を、古墳の築造地域の変遷からひも解いていただきました。さらに桜井谷窯跡群について、継体天皇との関係も含めて、どのように国家的窯業生産地へと発展したのかを述べ、古代とよなかとヤマト政権の関係についてご講演していただきました。
猪名川流域のお話であったため、皆様関心を持って聞いており、会場内からは度々「そういうことか。」、「なるほど」といった声が上がっていました。


福永伸哉さんによる講演

座談会では、参加者の皆様に休憩時間中に記入いただいた質問用紙の内容へ、福永伸哉さんと館長が回答しながら当時の思い出などもお話ししました。
たくさんの方々から質問を寄せていただき、また予定時刻よりも座談会の開始時刻が遅くなっていたため、全ての質問に座談会ではお答えできませんでした。
後日当ホームページにて質問への回答を公表させていただきますので、もうしばらくお待ち下さい。


たくさんの質問をありがとうございます!

開館記念講演会終了後は、希望者の方々へ常設展示室と企画展示室開催中の「はじめまして 郷土資料館です」の展示解説を行いました。
常設展示室では、主に講演会で取り上げられた「桜塚古墳群」と「桜井谷窯跡群」に関するコーナーを紹介しました。
ここでも様々な質問をいただきありがとうございます。

今回の開館記念講演会は、定員80人をはるかに上回る数の応募がありました。まことにありがとうございます。
当日は予定時間よりも終了が遅くなってしまい、ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
今後も当館では企画展やイベントを行ってまいります。
皆様のご参加をお待ちしております。

開館記念講演会のレジュメ

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お問合せ

豊中市教育委員会 社会教育課 郷土資料館
〒561-0834 豊中市庄内栄町5丁目4番14号
電話:06-6334-2551
ファクス:06-6334-2551

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