言葉(ことば)の暴力(ぼうりょく)(誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう))

パネル(ぱねる)の内容(ないよう)
これらは誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう) 言葉(ことば)の暴力(ぼうりょく)です
セリフ(せりふ)
誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)しているピース(ぴーす)のセリフ(せりふ)
- ネットで回ってきた 拡散しよう♪ ポチッ!
- 外国人は国へ帰れ!
- キモイ。クサイ 消えろ
- あの地域はこわいらしいよ
- アイツむかつく みんなで無視しよう
- あの人、この前女の人の格好してた ヘンタイかな
悲(かな)しむピース(ぴーす)のセリフ(せりふ)
誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)を止(と)めようとするピース(ぴーす)のセリフ(せりふ)
- そのカキコミ ちょっと待った!!
様子(ようす)を見(み)ているピース(ぴーす)のセリフ(せりふ)
- 何も考えずに拡散してるよ
- 匿名だから言いたい放題だね
- 自分がされたら どう思うんだろう?
パネル(ぱねる)の説明(せつめい)
自分とは異なる意見や考え方などをもつ人や、出自、民族、性的指向等の属性が違う人たちに対する誹謗中傷がインターネット上で多く見られます。これらは、他人の尊厳を傷つける、社会的評価を低下させる、偏見や差別を助長するなどの人権侵害です。現在では、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)をはじめとしたインターネット上に投稿されることで瞬く間に拡散するなど、大きな問題となっています。誹謗中傷の内容によっては、侮辱罪や名誉毀損罪などの罪に問われた事例もあります。被差別部落の人に対する偏見や差別に 基づく書き込みや、外国人に対するヘイトスピーチも誹謗中傷の一つです。
インターネット上では、本名を使わずに書き込みができるため、表現が過激になりやすい傾向も見られます。誹謗中傷は、「標的」とされた人の居場所や安心・安全を奪い、ときには命まで奪ってしまう危険性があります。何気なく書き込んだことが誰かを傷つけ、取り返しのつかない重大な結果を招く恐れがあります。SNSやインターネットは手軽に情報収集・発信ができ、現代社会になくてはならないものですが、誰かに対する誹謗中傷になってしまっていないか、常に考えて利用する必要があります。インターネット上だけでなく、日頃の行動も人権尊重の視点から見つめ直しましょう。
■ 誹謗中傷はやめましょう。SNSに投稿するときは、誰かを傷つける内容になっていないか、必ず一度立ち止まって確認しましょう。
■ 何が誹謗中傷にあたるのか、考え続けていきましょう。
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