
パネル(ぱねる)の内容(ないよう)
いじめ
1コマ(こま)目(め)
サッカーボールを蹴っている人が、元気がないようすでベンチに座っている友人に気づく
2コマ(こま)目(め)
気づいた人が、ベンチに座っている友人に声をかける
「どうしたの?」
3コマ(こま)目(め)
友人が答える
「いや 大したことないよ ちょっと疲れただけだよ」
答えた友人の心の声
(こんなことくらいで人に頼ってちゃいけないな)
4コマ(こま)目(め)
答えた友人の心の声
(心配や迷惑かけたくないし)
(自分が我慢すればいいだけ・・・)
もう一度声に出して答える
「全然大丈夫だから 気にしないで」
5コマ(こま)目(め)
答えを受けて、声をかけた友人が、飴玉を差し出しながら心配そうに伝える
「そう? 大丈夫そうに見えないけど」
「困ってることがあるなら 一緒に考えるよ」
6コマ(こま)目(め)
飴玉を受け取る友人に続けて伝える
「誰も一人でなんでもできるわけでもないし」
「しんどいことを 我慢しなくていいんだよ」
7コマ(こま)目(め)
ベンチに座り、続けて伝える
「誰かに話すことで 楽になることもあるし」
「私に話しづらいことなら 相談の窓口があるよ」
8コマ(こま)目(め)
「ゆっくりでいいよ いつでも聞くよ」
伝えられた友人が飴玉の包み紙を開く
パネル(ぱねる)の説明(せつめい)
市が令和元年度(2019年度)に実施した「人権についての市民意識調査」では、人権侵害を受けたときの対応について、「黙って我慢した」と回答した人が6割近くにのぼっています。人権侵害に限らず、生活している中で困りごとが起こったときや悩みがあるときに、黙って我慢するのではなく、誰かに相談できる社会づくりが必要です。
自分の困りごとや悩みごとを「こんなことくらい」と思わず、誰かを頼ってみてください。困ったとき、悩んだときに頼れる先を持っておくことはとても大切なことです。家族や友人など、身近に相談できる人がみあたらない、身近な人には話しづらいというときなどは、公的機関などの相談窓口に相談してみましょう。誰かと一緒に考えることで、自分では思いつかなかったような解決策が見つかるかもしれません。誰かに話をすることで、気持ちが楽になったり、自分自身で何かに気づいたりすることも多いものです。一人で我慢して抱え込む必要はありません。誰かに話してみましょう。
■ 「困っている」「助けてほしい」と言うことは決して弱さではありません。人が生きていくために必要な強さです。
■ 悩みや困りごとを打ち明けられた人は、その人に寄り添い、解決に向けて一緒に考えていきましょう。自分たちで解決策が見つからないときは、公的機関などの相談窓口にも相談してみましょう。
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関連リンク
よくあるくらしの場面(ばめん)「相談窓口(そうだんまどぐち)」のページ(ぺーじ)へ
人権(じんけん)に関(かん)する相談窓口情報冊子(そうだんまどぐちじょうほうさっし)のページ(ぺーじ)へ
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