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3つの分館が新たに1つの分館へ -庄内さくら公民分館の”いま”と”これから”-

ページ番号:217294505

更新日:2026年1月18日

「この地域全体を見ているような団体でありたい、組織でありたい、人でありたい」
 ―庄内さくら公民分館長・中尾さん

公民分館は、豊中市独自の社会教育組織です。公民館で行われている生涯学習や文化活動を、より身近な地域で取り組んでもらう
ことを目的に設立されました。豊中市では全39の小学校区に公民分館があり、地域住民が主体となって運営しています。

2024年春、島田・庄内・野田の3小学校区が統合され、新しく誕生したのが庄内さくら公民分館です。
歴史ある3つの公民分館の解散を経て、新たなスタートを切った庄内さくら公民分館を訪問し、『超さくらっこパーティー』の開催に
合わせて、分館長の中尾さんや実行委員会の皆さんによる世代を超えた交流と、温かい地域のつながりをご紹介します。

目次

庄内さくら公民分館の歩み
超さくらっこパーティーに潜入!
公民分館が地域の架け橋に

庄内さくら公民分館の歩み

―中尾公民分館長にお聞きします。
 それぞれで活動していた分館を1つの分館にするまでの道のりを教えてください。

3つの公民分館の行事をまとめたら1つの分館になるわけではありません。
各地区の文化や価値観、地域の中心的存在や事務の進め方など、分館ごとに大きく
違っていました。
活動を続ける中で見えてきたのは、地域自治に関わるそれぞれの団体が意外にお互い
のことを知らないという実情でした。

ーどのようにして1つの分館にまとめていきましたか?

地域を“まとめる”のではなく“仲良くなろう”と、3地区に積極的に顔を出し、お祭りの
開催などを通して関係づくりに取り組みました。
各団体が他団体の活動について知ることは、地域への理解をさらに深めることにつなが
ります。そうして活動に関わる人をもっと増やしたいという思いから、各団体の代表者
が集まり情報を共有しながら話し合いを始めたことが庄内さくら公民分館の始まりです。
また、一般的な分館が自治会を中心に運営されるのに対し、庄内さくら公民分館はPTAや保護者が積極的に関わっている点が大きな特徴です。

ー今年度、公民分館として力を入れている活動はありますか?

「こどもたちのために何ができるのか?」を考え、庄内さくら学園応援団という任意団体を作り、朝ごはんの会を行ったり、学校のトイレに
生理用品を置いたり、制服のリユース、制服のほつれを修復したり制服をクリーニングするなど、こどもたちに向けた活動を行っています。
「正しい情報の共有」にも力を入れています。地域には、島田、庄内、野田の地域自治協議会、健育(青少年健全育成会)、庄内さくら学園内
にある応援団などの色んな団体があるため、正しい情報の共有は意識しています。
また各地域団体を応援できる公民分館にしたいと思っています。

―活動で苦労されたことはありますか?

合併によって、目が行き届かない部分があると感じています。そこは今後の課題です。
超さくらっこパーティーは、昨年は庄内コラボセンター「ショコラ」のみで開催しましたが、
今年は庄内さくら学園を利用できることになりました。
これは分館として庄内さくら学園の鶴校長と二人三脚で取り組み、こどもたちが安心して
参加できるよう、実行委員会を含めて一丸となって細やかな安全対策を重ねてきたことが
信頼につながった結果です。

―開催のきっかけを教えてください。

超さくらっこパーティーは、義務教育学校に生まれ変わった庄内さくら学園で、
「1~9年生までの皆が楽しめる学園祭がしたい」というひと声から始まりました。
準備期間は約5か月間。今年は超さくらっこパーティーとして、各出店ブースを
公民分館中心に募集し、こども世帯以外にもイベントに参加してもらうため、
ポスターを全戸に配布しました。

ー今後は、どのようなイベントを開催していきたいですか?

いずれは、こどもが主体的に参加できるイベント開催したいです。例えば、地域の人もあいさつロードで店を出したり、
街ぐるみの学園祭みたいなお祭りにしたいと思っています。

ー公民分館に対する想いを教えてください。

公民分館として地域全体を見守り、つながりを大切にしながら地域をまとめていける団体、組織、人でありたいと思います。
分館長の任期は2年間なので自分は今年で終わりますが、来年の分館長にはこの地域の責任を担うような人になってほしいと思っています。

超さくらっこパーティーに潜入!

ー超さくらっこパーティーに潜入してみてー

グラウンドに作られたステージでは、NPO法人の運営する
ダンスチームの発表や講師を招いてのヨガ、
芸人(オストラーゼン、武者武者)による漫才、学園生に
よるチアやダンス披露。

エントランスの大階段(通称シンデレラ階段)では、
学園生によるバレエやピアノ、吹奏楽演奏などなど。

朝から夕方まで分刻みのプログラムが組まれ、
こどもたちの日々の成果を地域の多くの方々に披露できる、
素晴らしい機会となっていました。

また、お祭りの雰囲気を楽しめる縁日エリアに加え、
学校のSDGsの取り組みを通じてつながったキッチンカーの
ハンバーガー店や、庄内駅前に店舗を構えるクレープ店も
出店されていたり、地域とのつながりも強く感じました。

―実際の参加者の様子ー

ステージでパフォーマンスをしているこども達は、
とてもいきいきとした姿で、それを見守る地域の人の
優しい目がとても印象的でした。
他にも、初めてでドキドキしながら将棋教室に参加
する子、スタンプラリーに夢中になってスタンプ
集めで走り回る子など、楽しんで参加している様子が
伝わってきました。

公民分館が地域の架け橋に

ーそれでは、運営委員長の吉川さんに伺います。 
 分館に携わるきっかけと、3つの公民分館を1つにまとめる際に大変だったことは何ですか。

もともと豊中第十中学校のPTA会長をしており、今回の統合にも携わってきたことがきっかけです。
大変だったことは、もともと3つの校区で活動内容がすべて異なり、それぞれの団体で「当たり前」が
違っていたため、一緒になるのが難しかった点です。
特に、成り立ちを知っている人と新しく参加してくれた人をつなげることが難しかったです。
ただ、「統合ではなく新しい公民分館にしよう」と呼びかけ、「今までの公民分館を廃止して新しい
公民分館を作ります」と説明を重ねていきました。

ー今後の公民分館に対する期待は?

現在、地域自治の活動を別々に行っていますが、今後は一つにしたいと思っています。
もちろんまだ手探り状態です。
だけど前分館長が作ったものを引継ぎ、行事等を恒例化にし、バージョンアップを
していこうと考えています。誰もが参加できる公民分館にしたいです。

ー公民分館に対する想いはありますか?

極論を言えば、こうした仕組みがなくても、みんなが幸せになれる地域になれば良いと思っています。
地域内でのつながりを最優先する考え方ですが、外との交流よりまずは内側の絆を深めることを重視
しています。庄内さくら公民分館の活動を大事にしたい。誰でも参加できる活動、役割分担ができる
団体にしていきたいと思っています。

ー公民分館の魅力は?

昔は地域の人が学校を使ってスポーツなどの活動を行い、その代わりに学校の活動に協力するスタイルだった。
こども、大人、保護者、高齢者など地域の人がみんな集まって好きなことをしている良いイメージでした。
今はそれが難しくなっているし、まだまだではあるけれど「うちはうちでやっていこう」と、みんなが一つに
なっているのが庄内さくら公民分館の魅力だと思います。

ー庄内さくら学園の鶴校長にもお話を伺いました。
 学校から見える公民分館ってどんな団体ですか?

この庄内さくら学園は、開校前から『地域と共にある学校』をモットーに取り組んでいて、地域には
色んな団体がありますが、公民分館はその中でも色んな団体をまとめている団体だと思います。
公民分館と連携することで、公民分館がつながっている地域自治とも関わることができ、学校にも
活気が生まれています。そのため、私たちは公民分館としっかり連携を取っています。

ー具体的に連携とは?

開校前から、学校として地域とどう連携するかを考えてきました。
この地域には学校を応援してくれる方が多く、朝は13か所で地域の方が安全確認に立ってくれています。
また、お祭りでは警備をしてくださっています。
学校としては、地域の方に何かをしていただくだけでなく、生徒であるこどもたちが終業式に感謝の
気持ちを手紙で伝える「お返しする気持ち」など、公民分館と一緒に取り組むことを大切にしています。

ー公民分館と今後のどのような関係でありたいですか?

これまで以上に地域との連携を深めていきたいと考えています。公民分館にお願いするだけでなく、こども
たちのために公民分館が行うさまざまな活動を積極的に受け入れたいと思います。また、学校の先生には、
転勤がありますので、地域の想いを大切にし、地域の意見を柔軟に取り入れられる学校運営をめざしていき
たいと考えています。

編集後記

今回の取材を通して、笑顔で語る皆さんの姿が、何より印象的でした。地域のネットワークを活かし、丁寧に築き上げられた取組みやつながりを、
肌で感じることができました。さらに、若い世代が積極的に活動していることも、庄内さくら公民分館の大きな強みだと感じます。
現状に満足せず挑戦を続ける姿勢があり、分館長の任期を2年とすることで、その後は経験者が裏方として支える仕組みも整っています。
「若い世代の力で新しい活動を進めてもらおう」という、次世代への継承に込められた強い思いが、しっかりと伝わってきました。

豊中市政は令和8年に90周年を迎えます。これまでの取組みを踏襲するだけでなく、時代に合った施策に挑戦し、魅力ある市であり続けたい
一方で、市として大切にすべき伝統や歴史を捨てることなく、市民の皆様から愛される市でありたいとも考えています。職員として、何を大切にし、
何を変革していくのかを常に考え私たち若手職員も挑戦を続けていきたいと思います。

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総務部 人事課
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