包括施設管理業務委託がスタート/新しい取組みが始まりました。
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更新日:2024年7月5日
はじめに
令和3年10月より、豊中市で新しい取組みが始まりました。
包括施設管理業務委託という業務です。
ほうかつしせつかんり・・・?どんな内容なのか、全く想像がつかないですよね。
そこで今回、豊中市の新たな取組みについて、分かりやすくまとめてみました。
何が開始されたのか?今までとどう違うのか?内容について、ご紹介します。
包括施設管理業務委託って、何だろう?
そもそも「包括施設管理業務委託」って何のこと?
多くの方が持つ疑問だと思います。
簡単に言い換えると、「たくさんある豊中市の施設の管理をぜんぶまとめてプロにお任せ」というものです。
今までは同種・同内容の施設管理業務でも、それぞれの担当課で管理を行っていました。
たとえば、小中学校のエレベーターの管理は教育委員会が、市役所のエレベーターの管理は庁舎を管理する担当課が、というように。
今後はその管理をまとめてプロにお任せすることで、施設の管理水準の統一、事務負担軽減が実現できます。
豊中市がしっかりと管理するだけでなく、プロにも管理をお願いすることで、今までよりも品質の高い管理ができるという訳です。
つまり、豊中市に住む皆様にとって更なる「安心・安全な暮らし」に繋がる取組みでもあるのです。
「豊中市ならでは」の包括施設管理業務委託とは?
「包括施設管理業務委託」は、数は少ないものの日本全国の市で少しずつ取り入れられている仕組みです。
その中でも豊中市は更に、ちょっとだけ新しいです。
「豊中市ならでは」の取組み内容とは何なのか?
それは、規模の大きさと市内事業者の活用です。
全国でも大きな規模で、そして、豊中市内の業者さんにやさしい。
この大胆かつ細心な仕組みこそ、豊中市らしさが発揮できている内容です。
豊中市ならでは、の「規模の大きさ」とは?
他市で実施されている「包括施設管理業務委託」は、学校だけとか、学校以外の施設とか、一部の地域の施設だけとか、対象を限定しているケースがほとんどです。
けれども、豊中市は小中学校やその他の施設まとめて149施設を一気に対象としてスタートしました。
こんなに大胆に委託を開始する市はこれまでありません。対象施設数の規模が大きいのが特徴です。
豊中市ならでは、の「市内事業者の活用」とは?
では、市内事業者の活用とは何でしょうか?
それは、豊中市内の業者さんへ、たくさん業務発注し雇用を促進することです。
【業務発注】
豊中市内にも施設の管理を行っているプロの業者さんはたくさんいます。
けれども、今回の「包括施設管理業務委託」は市外のプロの業者さんが担当になります。
それでは市内のプロの仕事がなくなってしまうのでは?
それを防ぐために、契約の中で「市内事業者の仕事を減らさない」こと、更に今後「新しく市内事業者への発注を増やすこと」という約束を交わしました。
まとめてお任せする仕事は市外のプロですが、個々の作業は市内のプロに発注してもらうことで、豊中市内の活性化に繋がる、という訳です。
【雇用を促進】
今回の契約では、市内雇用機会の創出に取組むという約束も交わしました。
豊中市民がもっと豊中市内で働ける。
これは、市内事業者と市内雇用のマッチングがより上手くいく仕組みを作り、雇用拡大、経済活発化をめざす、という内容です。
大胆ながらも、この細心な発想。
まさに、「豊中市ならでは」の取組みです。
これからも、暮らしやすく、豊かなまちをめざして・・・
今回始まった豊中市の新たな取組み、いかがでしたでしょうか?
少しでも内容が伝わり、興味をもっていただけると嬉しい限りです。
これからも、皆様にとっての「安心・安全な暮らし」を実現するべく邁進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
関連ページ
東急コミュニティー>ニュースリリース>豊中市公共施設の包括施設管理業務を受託(外部サイト)
令和3年度契約内容
業務内容:小中学校やこども園、図書館など、豊中市の施設149施設における保守管理業務や小規模修繕業務などの施設管理業務の一括管理
業務期間:令和3年(2021年)10月1日から令和8年(2026年)3月31日まで
受託事業者:東急コミュニティー&日東カストディアル・サービス共同事業体
公募時の概要
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お問合せ
財務部 資産管理課 施設管理係
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第二庁舎4階
電話:06-6858-3436
ファクス:06-6858-8647
