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第六巻「美術」

ページ番号:310440674

更新日:2023年5月25日

本書の内容

 本書は市域の社寺や公共団体が所蔵する、古代~近世の仏教彫刻・工芸・絵画・建築の作品を豊富な写真図版とともに紹介しています。近世以前では彫刻・工芸・建築や若冲、応挙、呉春などをはじめとした絵画作品を個々に解説し、また、近現代では豊中市ゆかりの魯山人、赤松麟作、手塚治虫などさまざまなジャンルの美術作家・評論家37人を詳しく紹介しながら、市域における美術の展開をたどっています。
 5章からなる本文のほか、巻末の資料として、市内に所蔵する美術作品リストや戦前にあった大阪星岡茶寮の佇まいを伝える写真図版、豊中市美術展に関する資料などを掲載しています。本編ではこれまで未紹介であった作品も多数収められており、豊中市の文化についていっそう理解を深めていただけます。

左 仙人掌群鶏図第五面部分(西福寺蔵) 中央 金銅 菩薩立像(宝珠寺蔵) 右 寿老図(豊中市教育委員会蔵)

左:仙人掌群鶏図 第五面部分(西福寺蔵)
中央:金銅 菩薩立像(宝珠寺蔵)
右:寿老図 (豊中市教育委員会蔵)

本書の構成


第一章 若冲と西福寺

 ・第一節 大坂の若冲
 ・第二節 吉野家持仏堂 1.持仏堂の建築 2.持仏堂の彫刻 3.持仏堂の絵画
第二章 仏と神と祖師のすがた
 はじめに ・第一節 彫刻・工芸 ・第二節 絵画
第三章 近世の絵画
 はじめに ・第一節 寺院所蔵品 ・第二節 豊中市所蔵品(服部天神宮文庫旧蔵)
 ・第三節 懐徳堂所蔵品 ・第四節 大阪大学文学部所蔵品
第四章 近世の社寺建築
 はじめに ・第一節 黎明期における社寺建築 ・第二節 村落の隆盛と社寺建築
 ・第三節 都市近郊における社寺建築
第五章 近現代の美術
 ・第一節 豊中の近現代 1.明治・大正から昭和への歩み 2.豊中市美術協会の
 設立とその後
 ・第二節 作家・評論家 1.作家 2.評論家
 ・第三節 美術館・コレクションと美術活動 1.豊中市のギャラリーと所蔵品
 2.豊中の美術活動・美術館構想 3.大阪大学関係 4.その他のコレクション
 ・第四節 豊中の近現代美術略年表
資料
 1.社寺所蔵品一覧
 2.豊中市所蔵品(服部天神宮文庫旧蔵)一覧 
 3.豊中市所蔵近現代作家作品一覧
 4.衆楽園(後の大阪星岡茶寮)資料 
 5.豊中市美術協会役員および豊中市美術展審査員名簿一覧 
 6.豊中市美術協会会則(第一回展と第五〇回展) 
 7.豊中市美術展公募要項(第一回展と第五〇回展) 
 8.豊中市美術展出品者名と出品作品題目(第一回展と第五〇回展)

編集

豊中市史編さん委員会 美術部門委員会
美術部門委員長=大阪人間科学大学・肥塚 隆

執筆者

肥塚 隆(大阪人間科学大学) 奥平俊六(大阪大学) 藤岡 穣(大阪大学)  
川本重雄(京都女子大学) 山本英男(京都国立博物館) 永井規男(関西大学)
原田平作(愛媛県美術館) (所属は本書発行時点のものです)

発行

豊中市

発行日

平成17年(2005年)12月28日

規格

B5判・750ページ

価格

1冊 5,400円

お問合せ

総務部行政総務課 豊中市文書館
〒561-0874 豊中市長興寺南3丁目5番2号
電話(FAX共通) 06-6862-5251

総務部 行政総務課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎3階
電話:06-6858-2047
ファクス:06-6858-2676

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