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第七巻「民俗 」

ページ番号:246438336

更新日:2023年5月25日

本書の内容

 本書は聞き書きによる膨大な民俗資料に基づき、市域に重層する3つの民俗文化、「むらとしての豊中」「町場としての豊中」「新しいマチとしての豊中」の特徴を浮かび上がらせながら、「景観」「体験」「記憶」の視点から地域住民の身近な暮らしを振り返っています。
 地域の人びとのかつての暮らしぶりや冠婚葬祭、伝統行事などを生き生きと復元しており、今では見られなくなったりあるいは今も昔のまま残っている豊中の風習や行事を描いています。また、かつて農村生活で使われていた農道具などの民具を写真や図を使って分かりやすく説明しているほか、豊中市域で使われていることばや、近年の市内における歳時記も紹介しています。

左 神崎川旧堤を行く婿入りの荷送り(大正12年) 中央 原田神社獅子神事祭市指定無形民俗文化財 右 紡車

左:神崎川旧堤を行く婿入りの荷送り(大正12年)
中央:原田神社獅子神事祭 市指定無形民俗文化財
右:紡車(市立新田小学校蔵)

本書の構成

第1章 現代都市の中の民俗
第2章 むらとしての豊中
 ・第1節 むらの移り変わり ・第2節 むらの仕組み ・第3節 人と人のつながり
 ・第4節 むらの暮らし ・第5節 むらの生業-農業 ・第6節 人の一生
 ・第7節 一年の行事 ・第8節 記憶と伝説 ・第9節 子どもの暮らしと遊び
 ・第10節 祭りとその仕組み
第3章 町場としての豊中
 ・第1節 岡町の成り立ち ・第2節 商家の暮らし ・第3節 職人たちの暮らし
 ・第4節 商店街の情景 ・第5節 まちづくり活動の始まり
第4章 新しいマチ空間と生活
 ・第1節 新しいマチへの移り変わり ・第2節 「地のモン」と「新住民」
 ・第3節 新しいマチのにぎわい ・第4節 ブンカに住む ・第5節 外国人の住む
  豊中 ・第6節 阪神・淡路大震災と変わりゆくマチ
第5章 暮らしの道具
 ・第1節 豊中の民具 ・第2節 畑作と民具 ・第3節 水田耕作 ・第4節 民具に
 親しむ
第6章 暮らしの中のことば
 ・第1節 豊中のことば ・第2節 音声的特徴から見た豊中のことば
 ・第3節 文法・表現法の特徴から見た豊中のことば
第7章 豊中歳時記
 ・第1節 現代の歳時 ・第2節 新春の豊中 ・第3節 春の豊中 ・第4節 夏の豊中
 ・第5節 秋の豊中 ・第6節 冬の豊中

編集

豊中市史編さん委員会 民俗部門委員会
民俗部門委員長=国際日本文化研究センター・小松和彦

執筆者

小松和彦(国際日本文化研究センター) 佐々木伸一(京都外国語大学)
手塚恵子(京都学園大学) 高岡弘幸(県立高知女子大学)
橘弘文(大阪明浄大学) 香川雅信(兵庫県立歴史博物館)
浮葉正親(名古屋大学) 真鍋昌賢(大阪大学)
村上和弘(前蔚山大学校) テモテ・カーン(国際日本文化研究センター)
近藤雅樹(国立民族学博物館) 吉田晶子(枚方市文化財研究調査会)
水口千里(神戸深江生活文化史料館) 中井精一(富山大学)
安井眞奈美(天理大学) (所属は本書発行時点のものです)

発行

豊中市

発行日

平成15年(2003年)3月20日

規格

B5判・826ページ

価格

1冊 5,400円

お問合せ

総務部行政総務課 豊中市文書館
〒561-0874 豊中市長興寺南3丁目5番2号
電話(FAX共通) 06-6862-5251

総務部 行政総務課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎3階
電話:06-6858-2047
ファクス:06-6858-2676

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