このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

第十一巻「社会教育」

ページ番号:636128718

更新日:2023年5月25日

本書の内容

 本書は、全国の地方自治体史では初めて独自の巻として設けられた「社会教育」編で、本市における明治期から現在に至るまでの社会教育の歴史をまとめています。
 明治期においては通俗教育や寺社における社会教育活動について、戦前期においては青年・女性団体の学習活動や部落問題と社会教育などについて記述しています。戦後においては、府内で最初に開館した公民館やその後の公民分館、戦中の混乱の中で誕生した市立図書館などの社会教育施設をはじめ、子ども会やPTA、スポーツ・文化団体の活動、人権教育の取り組みなどさまざまな社会教育活動を紹介しています。

左 豊能郡青年会在郷軍人分会連合大会の青年選手相撲(大正3年)  中央 桜井谷地区を巡回する「動く図書館」(昭和26年) 右 豊中郷土文化研究会(昭和28年)

左:豊能郡青年会在郷軍人分会連合大会の青年選手相撲(大正3年)
 池田師範学校で開かれ、小曽根村青年会が優勝した。
中央:桜井谷地区を巡回する「動く図書館」(昭和26年)
右:豊中郷土文化研究会(昭和28年)
 魚澄惣五郎博士を中心に豊中の文化人が集まって、昭和28年11月に結成。
 中央公民館と共同で機関誌『豊嶋文化』を発行した。

本書の構成

序章 豊中市史における社会教育
第1章 黎明期の社会教育

 ・序節 幕末・明治期における豊中地域 ・第1節 通俗教育の動向
 ・第2節 学校型の社会教育 ・第3節 寺院と社会教育
第2章 戦前期社会教育の胎動
 ・第1節 地域づくりの展開 ・第2節 社会教育行財政の萌芽 ・第3節 青年の新たな動向 ・第4節 団体活動の組織化 ・第5節 部落問題と社会教育
第3章 戦後期社会教育の展開
 ・第1節 戦後社会教育行政の成立と展開 ・第2節 社会教育施設での活動
 ・第3節 社会教育関係団体の組織と活動 ・第4節 社会同和教育・人権教育の成立と展開
第4章 生涯学習時代に向けて
 ・第1節 生涯学習政策の展開 ・第2節 国際交流などへの取り組み
 ・第3節 女性政策の進展 ・第4節 生涯学習における大学の役割
 ・第5節 人権教育の動向 ・第6節 地域福祉・生活課題
 ・第7節 地域・文化・まちづくり

編集

豊中市史編さん委員会 社会教育部門委員会
社会教育部門委員長=大阪人権博物館・元木健

執筆者

元木健(大阪人権博物館) 村上博光(甲南女子大学)
持田良和(龍谷大学) 上杉孝實(龍谷大学)
吉岡いずみ(京都橘女子大学) 土井洋一(大阪府立大学)
井上英之(大阪音楽大学) 黒田勇(関西大学)
(所属は本書発行時点のものです)

発行

豊中市

発行日

平成16年(2004年)1月30日

規格

B5判・718ページ

価格

1冊 5,400円

お問合せ

総務部行政総務課 豊中市文書館
〒561-0874 豊中市長興寺南3丁目5番2号
電話(FAX共通) 06-6862-5251

総務部 行政総務課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎3階
電話:06-6858-2047
ファクス:06-6858-2676

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで