水痘(水ぼうそう)ワクチンの予防接種
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更新日:2024年4月1日
水痘(水ぼうそう)ワクチンの予防接種について
- 水痘(水ぼうそう)ワクチンは、平成26年(2014年)10月1日から定期接種になりました。
- 過去に水痘(水ぼうそう)にかかったことがある人は定期接種の対象外となります。
水痘(水ぼうそう)について
- 水痘(水ぼうそう)は、水痘帯状疱疹ウイルスに初めて感染した際に見られる、非常に感染力の強い感染症です。
- 接触・飛沫・空気感染により広がり、約2週間の潜伏期間ののち、紅斑状の丘疹から始まり、水疱、膿疱を経てかさぶたになり、治癒します。発熱を伴うこともあります。
- 通常1週間程度で自然に治癒しますが、小児において重症化し、熱性痙攣、肺炎、気管支炎等の合併症を起こすことがあります。
- 水痘ワクチンの1回の接種により重症の水痘を予防することができ、2回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。
接種対象年齢及び回数
1歳から3歳の誕生日の前日までに2回
回数 | 間隔 | 年齢 |
---|---|---|
2回 | 1回目 (標準的には1歳~1歳3か月に接種) |
1歳から3歳の誕生日の前日まで |
接種方法
- 接種の際は母子健康手帳を忘れずに持参してください。
- 予防接種予診票は予防接種手帳に添付されている他、保健所、千里・中部・庄内保健センター、市内の予防接種取扱医療機関にも置いています。
- 定期の予防接種は全て個別接種となりますので、下記の取扱医療機関でご予約のうえ接種してください。
※事前に手続が必要です。
接種費用
無 料
※ただし、対象年齢(1歳未満)に当てはまらない場合は任意接種となり、有料となります。
※任意接種の場合、健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく補償を受けることができない可能性があるため、ご注意ください。
ワクチンの種類
生ワクチン
→このワクチンを接種後、次に続けて生ワクチン(ロタを除く)を接種する場合は、接種した日の翌日から起算して中27日以上(4週間後の同じ曜日以降)の間隔をあけて接種します。その他の異なる種類のワクチンを接種する場合は、接種間隔の制限はありません(同時接種・同日接種・翌日接種が可能です)。
留意事項
- 接種当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わったところがないことを確認してください。
- 予防接種を受ける予定であっても、体調が悪いと思ったらかかりつけ医とよく相談して接種するかどうか判断してください。
※37.5度以上の明らかな発熱がある場合は接種できません。
- 接種後30分程度は、急な副反応が出た場合に備え、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
- 接種後1週間は副反応の出現に注意し、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。また、当日ははげしい運動は避けましょう。
- 母子健康手帳は、予防接種を受けた大切な記録となります。今後接種歴を確認する機会も多くありますので、大切に保管してください。
副反応について
- 健康な子どもには、ほとんど体の変化はみられませんが、接種局所の発赤・腫れ・硬結がみられることがあります。
- また、発熱、発疹がみられることがありますが、通常は一過性のもで数日中に消失します。
- まれに過敏反応(接種直後から翌日に発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒、発熱等)が現れることがあります。
- 重大な副反応として、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病(100万人接種あたり1人程度)があります。
- 接種後の通常の反応として起こる局所反応が、通常は約3カ月後には治りますが、まれに大きなうみになるなど、治療が必要になることもあります。
- 重い副反応がなくても、気になる症状や体調の変化がみられた場合は、接種した医師に相談してください。
- 予防接種によって健康被害(入院が必要な程度の障害など)が生じた場合は、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定されると、予防接種法に基づく補償を受けることができる健康被害救済制度があります。
- 予防接種の効果・副反応などを理解した上で接種してください。
厚生労働省リーフレット
お問合せ
豊中市保健所 健康危機対策課 ワクチン係
〒561-0881
豊中市中桜塚4丁目11番1号
豊中市保健所
電話:06-6152-7329
ファクス:06-6152-7328
