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帯状疱疹ワクチンの定期接種のお知らせ

ページ番号:124287595

更新日:2025年4月16日

最新情報

帯状疱疹ワクチンの接種に必要な接種券は、令和7年4月上旬に定期接種対象者へ送付しています。
※満60~満64歳の対象者及び令和7年4月1日以降に豊中市に転入した人には接種券を発送していませんので、接種を希望する場合は、以下から接種券の発行をお申し込みください。

帯状疱疹とは

水ぶくれを伴う発疹が、身体の片側に帯状に現れます。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間程続きます。多くは腕や胸、背中に症状が出ますが、顔や目、頭などに現れることもあります。

帯状疱疹の原因

幼い時などに感染する水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が原因で起こります。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内の神経節に潜伏し、加齢やストレス等で免疫機能が低下すると、ウイルスが再活性化し、帯状疱疹を発症します。
日本人の成人の90%以上がこのウイルスを持っていると考えられており、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。

帯状疱疹の合併症

帯状疱疹の合併症として、神経が損傷されることで、皮膚の症状が治った後も、数カ月、時には数年も痛みが残ってしまう、帯状疱疹後神経痛(PHN)があります。PHNの痛みは、「刺すような痛み」や「焼けるような痛み」と表現され、50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割がPHNになると言われています。
また、目や耳に症状が出ることでめまいや耳鳴りといった合併症や、重症化すると視力低下や失明、顔面神経麻痺などの重い後遺症が残る可能性があります。他にも様々な合併症があります。

帯状疱疹の予防・治療

予防としては、ワクチン接種の他、食事のバランスに気を付け、適度な運動と十分な睡眠を心がけるなど、できるだけ健康的な生活を保つことが大切です。治療の中心はウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬です。より早期の治療が効果的なため、痛みや痒みのあとに水疱が出現した場合はできるだけ早く受診しましょう。

帯状疱疹ワクチンの定期接種について

  • 予防接種法に基づく帯状疱疹ワクチンの定期予防接種事業です。
  • この予防接種の対象者には接種義務はありません 。 自らの意思で接種を希望する場合に受けてください 。
  • 接種するかどうかを迷われる場合は、かかりつけ医等にご相談ください。

令和7年度 定期接種期間

令和7年(2025年)4月1日(火曜)から令和8年(2026年)3月31日(火曜)まで
※この期間外に接種すると任意接種となり、全額自費になりますのでご注意ください。

令和7年度 定期接種対象者

接種日時点で豊中市に住民登録があり、以下の1または2の人

1.満60歳~満64歳の人でヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能の障害によって身体障害者手帳1級所持者または1級相当の人

2.令和7年4月1日~令和8年3月31日の間に、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる人(令和7年度対象者の生年月日は下図のとおり)
※令和7年度から令和11年度の5年間は経過措置として、その年度内に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる人が対象者となります。
 また、令和7年度に限り、100歳以上の人も対象者となります。

▼令和7年度対象者の生年月日一覧
年齢生年月日
65歳

昭和35年(1960年)4月2日~昭和36年(1961年)4月1日生まれの人

70歳

昭和30年(1955年)4月2日~昭和31年(1956年)4月1日生まれの人

75歳

昭和25年(1950年)4月2日~昭和26年(1951年)4月1日生まれの人

80歳

昭和20年(1945年)4月2日~昭和21年(1946年)4月1日生まれの人

85歳

昭和15年(1940年)4月2日~昭和16年(1941年)4月1日生まれの人

90歳

昭和10年(1935年)4月2日~昭和11年(1936年)4月1日生まれの人

95歳

昭和5年(1930年)4月2日~昭和6年(1931年)4月1日生まれの人

100歳以上

大正15年(1926年)4月1日以前の生まれの人


ワクチンの種類・接種回数・接種費用等

帯状疱疹ワクチンは、「生ワクチン(ビケン)」と「組換えワクチン(シングリックス)」の2種類があり、どちらか一方のみを選択して接種します。
※選択したワクチンの接種途中または接種が完了した後に、新たにもう一方のワクチンを接種することはできません。(交互接種不可)

ワクチンの種類等
ワクチンの種類           

生ワクチン(ビケン)

組換えワクチン(シングリックス)

接種回数 / 方法

1回 / 皮下注射

2回 / 筋肉内注射

1回目から2か月以上(標準的には2~6か月)の間隔をあけて2回目を接種

※免疫不全者等、医師が早期の接種が必要と判断した場合は1か月以上の間隔で接種可能

接種費用

(一部負担金)

4,500円

11,000円×2回(計22,000円)

発症予防効果

接種後1年時点で約60%

接種後5年時点で約40%

接種後5年時点で約90%

接種後10年時点で約70%

接種できない人
  • 生ワクチンは、免疫不全者及び治療(副腎皮質ステロイド剤、免疫抑制剤、抗リウマチ剤、抗悪性腫瘍剤等)により免疫抑制状態の人は接種できません。組換えワクチンを接種してください。
  • 免疫の状態に関わらず接種可能です。

接種に注意が
必要な人

  • 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた人は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた人は治療後6か月以上置いて接種してください。
  • 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する人、抗凝固療法を実施されている人は注意が必要です。

その他

  • 任意接種の場合は1回8,000円~10,000円程度かかります。
  • 任意接種の場合は1回22,000円~25,000円程度(2回で4~5万円)かかります。
  • 令和8年3月31日までに2か月以上の間隔をあけて2回目を接種するためには、 遅くとも令和8年1月31日までに1回目を接種する必要があります。令和8年4月1日以降は任意接種(全額自己負担)となります。

副反応

・ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
・頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

各ワクチンの主な副反応
主な副反応の発現割合生ワクチン(ビケン)組換えワクチン(シングリックス)
70%以上疼痛※
30%以上発赤※発赤※、筋肉痛、疲労
10%以上そう痒感※、熱感※、腫脹※、疼痛※、硬結※頭痛、腫脹※、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上発疹、倦怠感そう痒感※、倦怠感、その他の疼痛

                               (※)ワクチンを接種した部位の症状 各社の添付文書より厚生労働省が作成した表を引用

他のワクチンとの同時接種について

  • 帯状疱疹ワクチンは、医師が特に必要と認めた場合に、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン等と同時接種が可能です。
  • 生ワクチン(ビケン)については、他の生ワクチンとは互いに27日以上の間隔を置いて接種してください。

接種時の持ち物(1回目の接種)

  1. 令和7年度 帯状疱疹ワクチン【1回目】接種券 (表紙が『緑色』の圧着はがき)
  2. 氏名、生年月日、住所が確認できるもの(マイナンバーカード等)
  3. 【満60歳~満64歳の人のみ】身体障害者手帳1級の写しや医師の診断書など
    ※対象はヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能の障害による身体障害者手帳1級所持者または1級相当に該当する人に限られます。

※1の接種券は、令和7年4月上旬に上記対象者2.へ送付します。
接種券がないと接種できません。必ず医療機関へ持参してください。
※満60~満64歳の対象者及び令和7年4月1日以降に豊中市に転入した人は、接種券を発送していませんので、接種を希望する場合は市担当へご連絡ください。

接種時の持ち物(2回目の接種)※1回目に組換えワクチン(シングリックス)を接種した人のみ

  1. 令和7年度 帯状疱疹ワクチン【2回目】接種券 (表紙が『黄色』のはがき)
  2. 氏名、生年月日、住所が確認できるもの(マイナンバーカード等)
  3. 【満60歳~満64歳の人のみ】身体障害者手帳1級の写しや医師の診断書など
    ※対象はヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能の障害による身体障害者手帳1級所持者または1級相当に該当する人に限られます。

※1の接種券は、1回目に組換えワクチン(シングリックス)を接種した人に、接種月の翌月以降に送付します。医師から早期に2回目の接種が必要と判断された人は市担当へご連絡ください。(1回目に生ワクチン(ビケン)を接種した人には送付しません。)
接種券がないと接種できません。必ず医療機関へ持参してください。

接種券の(再)発行について

満60~満64歳の対象者や令和7年4月1日以降に豊中市に転入した人、紛失等でお手元に接種券が無い場合、市担当(06-6152-7329)にご連絡いただくか、下記電子申込にてお申込みください。

※接種券の(再)発行、一部負担金不要証明書及び市外予防接種実施依頼書の新規発行が同時に申込できます。
※一部負担金不要証明書、市外予防接種実施依頼書の再発行は電子申込では受付できません。市担当(06-6152-7329)にご連絡ください。

一部負担金が不要となる対象者

令和7年度の対象者のうち、次のからのいずれかに該当する人は接種当日医療機関に「一部負担金不要証明書」を提出することにより接種料金が無料になります。以下の(1)~(3)の方法で必ず接種前にお申し込みください。

ア. 生活保護世帯に属する人
イ. 世帯全員が市民税非課税の人
<令和7年7月までの申込者は令和6年度課税状況(令和5年中所得)で、令和7年8月以降の申込者は、令和7年度課税状況(令和6年中所得)で判断します。豊中市において課税状況が確認できない場合(1月2日以降の転入者等)は、介護保険決定通知書等の確認できる書類が必要です。>
ウ. 中国残留邦人等支援給付対象の人

(1)窓口での申し込み

◆ 発行期間 : 令和8年3月31日(火曜)まで(保健所開所日に限る)
◆ 発行場所 : 豊中市保健所 健康危機対策課 ワクチン係
         〒561-0881 豊中市中桜塚4-11-1 06-6152-7329 平日9時00分から17時15分まで
※保健所以外の施設では受付しておりません。

(2)郵送での申し込み

一部負担金不要証明書申込書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入のうえ、上記(1)の担当課まで郵送してください。
郵送の場合は、豊中市保健所に申込書到着後、ア~ウに該当することを確認後、郵送にてご自宅に「一部負担金不要証明書」を郵送します。

※施設や事業所等の担当者が対象者の代わりに申込を行い、書類を施設や事業所等への郵送を希望する場合は、申込時に返信用封筒(返信用切手を貼付したもの)を一緒に提出をお願いします。
【切手代参考】1名分:重さ約15g(長形3号封筒の重さ込み)=110円
 

(3)豊中市電子申込システムにて申し込み

※接種券の(再)発行、一部負担金不要証明書及び市外予防接種実施依頼書の新規発行が同時に申込できます。
※一部負担金不要証明書、市外予防接種実施依頼書の再発行は電子申込では受付できません。市担当(06-6152-7329)にご連絡ください。

接種方法

豊中市内の定期予防接種取扱医療機関に事前に予約をして接種してください。

豊中市外で接種を希望する場合

特別な事情により豊中市以外の市区町村で接種を希望する場合は、豊中市が発行する「市外予防接種実施依頼書」が必要です(※一部依頼書が不要な市町あり)。以下の(1)~(3)の方法で必ず接種前にお申し込みください。
※ただし、吹田市・池田市・箕面市・摂津市・豊能町・能勢町の委託医療機関で接種する場合は、依頼書の発行手続きは不要です。

(1)電話・窓口での申し込み

◆ 申込期間 : 令和8年3月31日(火曜)まで(保健所開所日に限る)
◆ 申込場所 : 豊中市保健所 健康危機対策課 ワクチン係
         〒561-0881 豊中市中桜塚4-11-1 06-6152-7329 平日9時00分から17時15分まで
※保健所以外の施設では受付しておりません。

(2)郵送での申し込み

下記より市外実施依頼書申込書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入のうえ、上記(1)の担当課まで郵送してください。

※施設や事業所等の担当が対象者の代わりに申込を行い、書類を施設や事業所等への郵送を希望する場合は、申込時に返信用封筒(返信用切手を貼付したもの)を一緒に提出をお願いします。
【切手代参考】1名分:重さ30g(長形3号封筒の重さ込み)=110円

(3)豊中市電子申込システムにて申し込み

※接種券の(再)発行、一部負担金不要証明書及び市外予防接種実施依頼書の新規発行が同時に申込できます。
※一部負担金不要証明書、市外予防接種実施依頼書の再発行は電子申込では受付できません。市担当(06-6152-7329)にご連絡ください。

長期にわたる疾病等により定期予防接種を受けることができなかった人への特例措置について

帯状疱疹ワクチン定期接種の対象者であった時期に、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかっていた等の特別な事情により、やむを得ず接種を受けることができなかったと認められた人は、その特別な事情がなくなった日から1年間、定期予防接種として受けることができます。

対象者(1から4のいずれかにあてはまる人)

1.厚生労働省令で定めるものにかかったこと(やむを得ず定期の予防接種を受けることができなかった場合に限る)

  • 重症複合免疫不全症、無ガンマグロブリン血症その他免疫の機能に支障を生じさせる重篤な疾病
  • 白血病、再生不良性貧血、重症筋無力症、若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、ネフローゼ症候群その他免疫の機能を抑制する治療を必要とする重篤な疾病
  • 上記の疾病に準ずると認められるもの

(疾病の例は別表のとおり)

2.臓器の移植を受けた後、免疫の機能を抑制する治療を受けたこと(やむを得ず定期の予防接種を受けることができなかった場合に限る)

3.医学的知見に基づき、1.又は2.に準ずると認められるもの

4.災害、ワクチンの大幅な供給不足その他これに類する事由が発生したこと(やむを得ず定期の予防接種を受けることができなかった場合に限る)


詳しくは、市担当までお問い合わせください。

帯状疱疹Q&A

Q1.帯状疱疹は他の人に感染しますか?
A1.他の人に帯状疱疹として感染することはありませんが、まだ水ぼうそうになったことが無い人が感染し、水ぼうそうを発症することがあります。

Q2.以前帯状疱疹になったことがあるが、ワクチン接種はできますか?
A2.接種できます。一度帯状疱疹になった人でも、身体の免疫機能が低下すると、再び発症する可能性があります。
帯状疱疹になったことがある人でも、定期接種の対象者であれば、定期接種の対象となります。

予防接種健康被害救済制度について

予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから救済制度が設けられています。

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お問合せ

豊中市保健所 健康危機対策課 ワクチン係 
〒561-0881
豊中市中桜塚4丁目11番1号
豊中市保健所
電話:06-6152-7329
ファクス:06-6152-7328

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