ヤングケアラー支援
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更新日:2024年10月28日
ヤングケアラーとは
ヤングケアラーとは、本来大人が担うような家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども・若者のことです。
こども・若者育成支援推進法(令和6年6月改正)において、
ヤングケアラー(家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者)
は、国や地方公共団体などが各種支援に努めるべき対象であると明記されています。
子どもがヤングケアラーになっている場合、学校に行けない、友人と遊ぶ時間がない、自身がしたいクラブ活動が
できない、宿題などの勉強の時間がつくれないなど、本来守られるべき子どもの権利が侵害されている可能性があります。
またその結果、勉強がうまくいかなかったり、友人関係がうまく築けず孤立化につながったり、負担の大きさから
心身に不調が出たりなど、子どもの今と将来に影響を及ぼすことがあります。
(こども家庭庁作成)
子どもの周囲にいる皆さま、子どもがいる家庭への支援に携わる皆さまへ
●子どもの人権という視点から考える
健やかに育つためには、子どもの人権が尊重されることが大切です。
勉強や遊び、友人との交流など、年齢に相応しいさまざまな体験を通して子どもは成長します。
自分のしたい事を諦めたり、自身の生活を犠牲にすることがないよう、子どもらしい時間が持てるよう
子どもの生活を中心に考えてサポートしていく必要があります。
●豊中市では、ヤングケアラー支援のためのハンドブックを作成しています。
ヤングケアラーを知っていますか? ~伴走型支援のためのハンドブック~(PDF:2,346KB)
●豊中市長からのメッセージ
ヤングケアラー相談窓口
●18歳未満のヤングケアラーとその家庭を支援します
●悩みごとや困りごとを聴いて、状況を整理し、解決方法を一緒に考えます
●ヤングケアラーと家族のニースや希望を踏まえて、色々な支援をコーディネートします
関連リンク
こども家庭庁 ヤングケアラーを知り、寄り添える社会をめざして
講演会・研修会
令和6年度 研修会「ヤングケアラーの理解と寄り添い支援のポイント」
日時:令和6年(2024年)12月10日(火曜)14時~17時
場所:豊中市生活情報センターくらしかん 3階イベントホール
講師:一般社団法人こもれび アウトリーチ事業部 管理者 菅野 幸里さん
内容:ヤングケアラー支援においては、あらゆる職種や立場の方たちが、まずは気づき、当事者に寄り添うことが重要です。
今回は、ヤングケアラーに関する基本的な知識、当事者や家族との関わり方、多分野連携のポイントなど、支援に関するお話と、グループワークやロールプレイを通して実際の支援方法を体験し、ケアラーに接する際のポイントを学びます。
定員:100人(先着順)
申込締切:令和6年(2024年)12月3日(火曜)
「ヤングケアラーの理解と寄り添い支援のポイント」チラシ(PDF:1,030KB)
開催済 令和5年度 講演会「ヤングケアラーと家族をささえるために~伴走型支援のあり方と実践について~」
日時:令和5年(2023年)12月15日(金曜)10時から12時
場所:豊中市立地域共生センター 3階大会議室(豊中市中桜塚2-28-8)
講師:基調講演
NPO法人ふうせんの会常務理事 南多恵子さん(関西福祉科学大学 准教授)
パネルディスカッション
第十七中学校教諭 森上福太郎さん
子どもの居場所運営者 小池繁子さん(いこっとhomeスタッフ)
子育て支援事業者 下田ひとみさん((株)あたらすファミリー)
元ヤングケアラー当事者 NPO法人ふうせんの会メンバー
内容:ヤングケアラー支援においては、子ども本人だけでなく家族も含めて丁寧に寄り添う「伴走型支援」が不可欠です。
今回は、当事者や家族の心に寄り添い継続的に関わることで丁寧に必要な支援につないでいく「伴走型支援」をテーマに、現場の最前線で活動する方々から、実際の取組みや大切にしたい視点などをお話しいただきます。
講演会「ヤングケアラーと家族をささえるために~伴走型支援のあり方と実践について~」チラシ(PDF:1,178KB)
講演会「ヤングケアラーと家族をささえるために~伴走型支援のあり方と実践について~」当日配布資料(PDF:1,553KB)
開催済 令和4年度 講演会「多機関連携によるヤングケアラー支援に向けて」
日時:令和4年(2022年)10月31日(月曜)10時から11時50分
場所:豊中市立地域共生センター 3階大会議室(豊中市中桜塚2-28-8)
講師:特定非営利活動法人ふうせんの会 事務局長 南 多恵子さん(京都光華女子大学准教授)
元当事者の方
内容:子どもがヤングケアラーとなる背景は、親などが疾患・障害・困窮など複合的な課題を抱えながらもうまく支援につながっていない場合が多く、多分野が連携して世帯を包括的に支援することが求められます。
ヤングケアラーの現状や当事者の思いを理解し、早期発見や寄り添う支援、子どもの負担軽減の視点から大人支援を考えるなど、支援にあたって多職種の役割や心に留めておくべき事などを学びます。
講演会「多機関連携によるヤングケアラー支援に向けて」チラシ(PDF:1,384KB)
講演会「多機関連携によるヤングケアラー支援に向けて」当日配布資料(PDF:3,079KB)
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