地域での協力・援助体制を整えましょう(隣・近所で災害が起きた時)
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更新日:2023年2月8日
大地震などの大規模な災害が発生すると…
- 電話が不通になったりして、消防、警察などへの通報が困難になる
- 建物が倒れるなどして、道路上に障害物が散乱するなど、交通が大きく混乱する
- また、道路や橋の被害により交通がストップすることもある
- 同時に各所で、多くの火災発生が予測される
- 水道管やガス管の被害、停電などによりライフラインが止まる
こんな時、市や消防、警察などの防災関係機関だけでなく、市民の自主的な活動が求められます
隣・近所で組織的な活動を
- 大地震をはじめとする大規模な災害におそわれると、恐怖とショックでパニック状態になりかねません
- こんな時、各自がバラバラに行動すると、かえって被害を大きくしたり、犠牲を増やしたりすることにもなりかねません
- 隣・近所が団結して組織的に行動する方が、はるかに心強く効果を発揮できます
- このためにも普段から隣・近所や自治会などで話し合っておくことが大切です。
隣・近所で災害が起きた時
の印は、自治会などで事前に話し合ったり、取り決めておく事柄です。
1.日頃の備え
- 普段から隣・近所の人と消火や避難時の協力について話し合っておく
- 高齢者など援護を必要とする人の状況を相互に把握しておく
- 一人暮らしの高齢者とは災害時の合図を決めておく
地域の実情を把握
助けを求める時の合図(ホイッスル等)の方法
安全に避難したことを知らせる方法の確認 など
2.地震が起きたら
- 異常がないか声をかけ合う
- 建物が損壊していたら、大声をかけ、生存者の有無を確認する
- 生存者がいたら、地域の人と協力して救出活動を行う
- 自分たちの力では救出が難しい(危険な)場合は、消防や警察に救助を求める
救出方法の練習
消防などへの連絡方法 など
3.隣・近所で出火したら
- 消防(119番)に通報する
- 大声で家族や近所に知らせ、消火や救助の協力を求める
- あわてず恐れず、みんなで協力して初期消火に努める
- ケガ人・高齢者・子どもなどは、みんなで協力して救護する
消火器の使い方、消火用具の普及 など
4.マンションで出火したら
- 類焼しないよう、バルコニーにある燃えやすい物を片付け、窓やドアをきちんと閉め避難
マンション全体での取り組み
避難する場所の統一 など
5.してはいけない事
- 二次災害の危険が大きいのに、無理して救助活動はしない
- 人命救助で必要と判断できる場合を除き、本人の了解なしに勝手に建物の一部を破壊したり、家の中の物を持ち出さない
地域全体での理解
消防などへの連絡方法 など
6.危険になったら避難
- 大きな余震が断続的に続き、建物の崩壊やがけ崩れなどの危険があるとき
- 火災が広がり、人手ではとても消火できそうにないとき
- 地域に避難勧告や避難命令が発令されたとき
情報の連絡体制を整える
避難誘導、避難後の防犯対策
避難所での役割分担 など
7.避難行動
- 子どもには迷子札(防災カード)をつける
- 避難は徒歩で自治会などで決めた避難場所へ
- 避難行動は、家族や近所の人と一緒に
- 高齢者・障害者・ケガ人・子どもを手助けし、みんなで協力して避難
迷子札(防災カード)の統一化
避難する場所の統一
要援護者の避難方法などの体験 など
8.日ごろの訓練が大切
- 家族や隣・近所の人と協力して、災害から自分たちを守るには、日ごろから地域の防災訓練に参加することが大切
- 初期消火訓練や応急手当の訓練の体験
各種訓練の実施
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