汚泥処理のしくみ
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更新日:2017年3月17日
原田処理場では、水処理に伴い発生した汚泥は、消化タンクに送り、微生物の働きでガスを発生させて減量し、脱水、焼却しています。
汚泥処理のしくみ
(1)濃縮タンク
最初沈殿池で沈んだ汚泥は、濃縮タンクに送られます。ここで、底に溜まって濃くなった汚泥を消化タンクに送ります。
(2)濃縮機
最終沈殿池で余った微生物は、余剰汚泥と呼ばれ、機械を使って濃縮します。濃縮後、消化タンクに送ります。
(3)消化タンク
3系消化タンク
濃縮タンクや遠心濃縮機から送られた汚泥は、ここで20日から30日間、約30から35度で温めると、微生物の働きによりメタンガスが発生し、汚泥量は減少します。発生したガスは、焼却炉、ボイラーの燃料として利用したり、場内の発電施設へ送っています。
消化タンクは、ボイラーや焼却炉の熱でできた蒸気や発電施設で発生する熱を温水にして温めます。
(4)脱水機
消化タンクから送られた汚泥は、ここで凝集剤を加え脱水し、焼却炉に送ります。
(5)焼却炉
3系焼却設備
脱水機で脱水された汚泥は、約850度で焼却します。消化タンクで発生したガスを熱源に利用しています。焼却灰は、大阪湾広域臨海整備センターの埋立地に運搬しています。
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