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お知らせ

ページ番号:298775938

更新日:2018年1月11日

処理場は、困っています。

みなさんは、知っていますか?「トイレに流せる」の表示は大丈夫?

 右の写真は、トイレットペーパーとティッシュペーバーをビーカーに入れて混ぜたあとの写真です。
 トイレットペーパーには、「ほぐれやすさ」の品質基準がJIS(日本工業規格)で定められていまが、ティッシュやトイレクリーナーには、「ほぐれやすさ」基準はありません。「トイレに流せる」と表示されていても、トイレットペーパーと同じ「ほぐれやすさ」があるものは、限られています。ほぐれない紙類は、そのままの姿で処理場に流れ着き、機械にからまり、働きをさまたげるだけでなく、家庭の排水管でつまって、下水があふれることがあります。

排水口や便器から見えなくなれば流せたと考えないでください。下水に流したものは、すべて処理場に流れ着きます。水に溶けないもの、ほぐれないものは、流さないでください。

 原田処理場では、微生物(びせいぶつ)の働きで水をきれいにしています。この微生物の働きをじゃまする油、薬品などは、絶対に下水に流さないでください。
 右の写真は、多量に流れ着き機械を停止させた不織布(ふしょくふ)のかたまりです。不織布は、紙おしぼりや紙おむつ、マスク、生理用品などに使われるものです。
 髪の毛も微生物では処理できません。不織布などとからまってかたまりをつくり、排水パイプをつまらせたり、処理場の機械を止めることがあります。
 原田処理場には、このようなごみが年間150トン以上流れ着いています。下水道は、正しくお使いください。

 左の写真は、沈砂池で沈んだ砂とともに回収されたごみ。木質ペレットが多く含まれています。この木質ペレットは、ペットの砂として使われることが多いそうですが、水に溶けないタイプのものは、水を含むと沈み、砂とともに回収されます。砂は、埋立処分場に運ばれますが、木質ペレットなどの有機分が多く含まれ、処分場の受け入れ基準を超えると処分できません。

処理場に流れ着くと困るもの(具体例)

  • ガソリン、石油、エンジンオイルなどの鉱油類。
  • 農薬、殺虫剤、除草剤などの薬品類。
  • サラダ油やラードなどの動植物油などをそのまま流すこと。
  • 木質ペレット。
  • ティッシュ、紙おしぼり、紙おむつ、生理用品、その他不織布。
  • ガム、たばこ、それらの包装紙。
  • 髪の毛(排水パイプのつまりの原因や計測機器にからみつき機械の誤作動を引き起こします。)
  • 汚水に雨水が混じると下水が薄まり、汚れを除去してくれる細菌類の働きが弱まります。
  • 流入量が増えるとポンプの運転時間や台数が増え、多くの電気が必要になります。

分流区域(汚水と雨水を別々の管で流す区域)では、雨水を汚水に接続しないでください。また、雨天時に汚水桝のふたを開けるなど、雨水を汚水に流さないでください。

  • 汚水に雨水が混じると下水が薄まり、汚れを除去してくれる細菌類の働きが弱まります。
  • 流入量が増えるとポンプの運転時間や台数が増え、多くの電気が必要になります。

下水汚泥消化ガス発電事業の取り組み

原田処理場では、平成29年(2017年)4月より民設民営による消化ガス発電事業を始めました。

お問合せ

上下水道局 技術部 猪名川流域下水道事務所
〒561-0806 豊中市原田西町1番1号
電話:06-6841-1100
ファクス:06-6841-3094

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