
パネル(ぱねる)の内容(ないよう)
あなたは、サイン(さいん)に気(き)づくことができますか?
虐待(ぎゃくたい)の例(れい)
- 子どもや配偶者に対して暴力をふるう、暴言を吐く
- 子どもに食事を与えないなど
セリフ(せりふ)
おはよう 朝ごはん食べてきた?
・・・・・
何かおかしいな・・あざもある・・虐待か・・?
どうしたらいいんだろう?
虐待通報の窓口に連絡して、相談するのがいいのかな?
子どもも大人も、虐待を受けている人が自分で相談したり、逃げたりすることは難しいよ
周りの人が声をかけて、相談できるところへつないでいくことが大切だね
子どもを虐待している親は悪者だと責められてしまうけれど、虐待の背景には、親自身もさまざまな課題を抱えていることを忘れてはいけないよ
経済的に苦しい状況にあったり、地域社会から孤立していたり、職場の人間関係でトラブルを抱えていたり・・・社会的弱者でもあるんだ
虐待をする人と受ける人の間だけの問題にせず、さまざまな課題を抱えている人への支援も含めて、社会全体で取り組んでいく必要があるね
虐待(ぎゃくたい)について
- 虐待には、子どもに対するもののほか、配偶者や恋人、高齢者、障害のある人に対するものがよく知られています。
- 暴力には、身体的なもの以外に、精神的、経済的、社会的、性的な暴力もあります。
パネル(ぱねる)の説明(せつめい)
虐待を受ける対象は、子どもや高齢者、障害者など、さまざまです。配偶者や恋人から受ける暴力(ドメスティック・バイオレンス(DV))も虐待で、性別に関わりなく受けることがあります。
虐待は身体的暴力に限ったものではありません。精神的暴力、経済的暴力、社会的暴力、性的暴力、育児や介護などの放棄のほか、DVには子どもにパートナーを非難させる、子どもに危害を加えると言ってパートナーをおどすなどの子どもを利用した暴力もあります。また、虐待は加害者・被害者間だけの問題ではなく、貧困や地域社会からの孤立、職場などでの人間関係のトラブルなど、さまざまな原因が重なり合って引き起こされるものです。
虐待を受けている人が自ら周りに助けを求めることは難しく、被害を受けていると認識できず、自分が悪いと思い込んでしまっていることもあります。もし、周りに虐待を受けている疑いのある人がいたら、寄り添って話を聴き、その人が適切な相談窓口へつながっていけるよう後押ししてください。必要があれば、ためらわずに通報してください。
■ 自分を守るためには我慢せずに逃げることも必要で、悪いことではありません。安心できる環境で、落ち着いて考えることも必要です。
■ 虐待や暴力のきっかけは、思いのほか身近にあり、自分でも気づかないうちに、何かのきっかけで加害者になってしまっているかもしれません。
音声ガイド
市立第五中学校生徒会、第十四中学校放送委員会、第十六中学校生徒会の皆さんにご協力いただき、各パネルの内容と説明を読み上げる音声ガイドを作成しました。
ダウンロード(だうんろーど)
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このパネル(ぱねる)と説明文(せつめいぶん)をダウンロード(だうんろーど)する(PDF:1,098KB)
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