
パネル(ぱねる)の内容(ないよう)
人数(にんずう)が多(おお)い人(ひと)のことを中心(ちゅうしん)に考(かんが)えるだけでいいのでしょうか?
手話で会話できる人の集団:笑顔
手話で会話できない人が一人:「誰か教えてくれないかなーっ」と困っている
セリフ(せりふ)
手話ができる人ばかりの中だと、手話ができない人は話がわからなくて困るね
耳の不自由な人はこんなふうに感じているのかな・・・
他にも色々な場面でこんなことがあるんだろうね
どんなことがあるかな?
日本語を話し、読み書きができる人の集団:笑顔
日本語を話すことや読み書きが苦手な人が一人:困っている
セリフ(せりふ)
もし、災害が起きたら、外国から来た人は大丈夫かな?
子どもも難しい言葉や漢字はわからないよね
違いによる生きづらさがなくなるように人も社会も変わっていかないとね!
パネル(ぱねる)の説明(せつめい)
人は、自分が多数派(または、優位にある立場)に属していることに安心を感じるところがあります。多数派に属しているときは、少数派(または、優位にない立場)が感じている困りごとや、困りごとが生じていること自体にも気づくことができない場合があります。そもそも、自分が多数派に属していることに気づくことができないかもしれません。また、多数派の意見が正しいと思い込みがちですが、決してそうではありません。多数派の数の圧力で少数派の意見を無視することは、差別や排除につながります。
誰もが多数派に属することもあれば、少数派に属することもあり、少数派に属したからといって、我慢を強いられるものではありません。多数派の人にとって生きやすい仕組みに少数派の人が合わせることは多くの困難がありますが、少数派の人にとって生きやすい仕組みを多数派の人が共用することには、それほどの困難はないはずです。エレベーターや点字ブロック、車いすユーザーも使いやすい自動販売機などもその一つです。多数派であっても少数派であっても生きやすい世界は、自分にとっても、誰にとっても、生きやすい世界と言えます。
■自分の周りにあるユニバーサルデザインを探してみましょう。
ユニバーサルデザイン
バリアフリーは、障害によりもたらされるバリア(障壁)に対処するとの考え方であるのに対し、あらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種などにかかわらず多様な人びとが利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方
音声ガイド
市立第五中学校生徒会、第十四中学校放送委員会、第十六中学校生徒会の皆さんにご協力いただき、各パネルの内容と説明を読み上げる音声ガイドを作成しました。
ダウンロード(だうんろーど)
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このパネル(ぱねる)と説明文(せつめいぶん)をダウンロード(だうんろーど)する(PDF:1,091KB)
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