ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種
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更新日:2024年10月1日
ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種について
平成25年(2013年)4月1日より定期接種となりました。
なお、令和6年(2024年)4月1日から四種混合ワクチンにヒブ(インフルエンザ菌b型)を追加した、「五種混合ワクチン」が定期接種となりました。
五種混合ワクチンで接種を開始する場合は、ヒブ単独ワクチン及び四種混合ワクチンは接種不要です。ただし、令和6年(2024年)3月31日以前にヒブ単独ワクチンと四種混合ワクチンにて接種を開始した方は、原則同じワクチンで接種を継続してください。
小児用肺炎球菌ワクチンについては、令和6年(2024年)4月1日から、15価のワクチン(バクニュバンス)が使用されていましたが、令和6年(2024年)10月1日から20価のワクチン(プレベナー20)が定期接種のワクチンとして追加されました。令和6年(2024年)10月1日以降に新規で小児用肺炎球菌ワクチンを接種開始する場合は、20価のワクチン(プレベナー20)を使用し、過去に15価のワクチン(バクニュバンス)で接種を開始した人は、原則15価のワクチン(バクニュバンス)で接種を完了してください。
五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)予防接種についてはこちら
ヒブ(インフルエンザ菌b型)感染症について
- ヒブ感染症は、インフルエンザ菌b型という細菌によって発生する感染症です。
- インフルエンザ菌b型は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な全身感染症を起こします。
- ほとんどが5歳未満で発生し、乳幼児では特に注意が必要です。
小児の肺炎球菌感染症について
- 肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって発生する感染症です。
- 肺炎球菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった感染症を起こします。
- ほとんどが5歳未満で発生し、乳幼児では特に注意が必要です。
接種対象年齢
ヒブ・小児用肺炎球菌ともに
生後2か月~5歳の誕生日の前日まで
接種回数・間隔
ヒブ、小児用肺炎球菌ともに
接種回数は接種開始年齢により異なります。
※標準的には生後2か月~7か月になる前日までに開始し、計4回。
【ヒブ】の接種スケジュール(五種混合ワクチンを接種する場合は不要)
接種開始年齢 | 回数 | 接種スケジュール |
---|---|---|
生後2か月~7か月になる前日 |
4回 |
初回1回目 |
生後7か月~1歳の誕生日の前日 |
3回 | 初回1回目 |
1歳~5歳の誕生日の前日 |
1回 | 1回 |
【小児用肺炎球菌】の接種スケジュール
接種開始年齢 |
回数 |
接種スケジュール |
---|---|---|
生後2か月~7か月になる前日 |
4回 |
初回1回目 |
生後7か月~1歳の誕生日の前日 |
3回 | 初回1回目 |
1歳~2歳の誕生日の前日 |
2回 | 1回目 |
2歳~5歳の誕生日の前日 |
1回 | 1回 |
接種方法
- 接種の際は母子健康手帳を忘れずに持参してください。
- 予防接種予診票は予防接種手帳に添付されている他、保健所、千里・中部・庄内保健センター、市内の予防接種取扱医療機関にも置いています。
- 定期の予防接種は全て個別接種となりますので、下記の取扱医療機関でご予約のうえ接種してください。
※事前に手続が必要です。
接種費用
無 料
※ただし、対象年齢(生後2か月~5歳未満)に当てはまらない場合、接種間隔が異なる場合(初回1回目→2回目を中27日以上あけずに接種した、ヒブワクチンを初回3回目から7か月以上あけずに接種したなど)は任意接種となり、有料となります。
※任意接種の場合、健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく補償が受けることができない可能性があるため、ご注意ください。
ワクチンの種類
不活化ワクチン
→次の異なる種類のワクチンを接種する場合の接種間隔に制限はありません。(同時接種・同日接種・翌日接種が可能です)
留意事項
- 接種当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わったところがないことを確認してください。
- 予防接種を受ける予定であっても、体調が悪いと思ったらかかりつけ医とよく相談して接種するかどうか判断してください。
※37.5度以上の明らかな発熱がある場合は接種できません。
- 接種後30分程度は、急な副反応が出た場合に備え、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
- 接種後1週間は副反応の出現に注意し、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。また、当日ははげしい運動は避けましょう。
- 母子健康手帳は、予防接種を受けた大切な記録となります。今後接種歴を確認する機会も多くありますので、大切に保管してください。
副反応について
- 接種後、注射部位の発赤・腫れ・しこりなどの局所反応がある場合があります。
- 発熱や、いつもより機嫌が悪かったり、ぐずったり、眠そうにすることがあります。
- きわめてまれにアナフィラキシー、けいれん、血小板減少性紫斑病などの重い病気にかかることがあります。
- 重い副反応がなくても、気になる症状や体調の変化がみられた場合は、接種した医師に相談してください。
- 予防接種によって健康被害(入院が必要な程度の障害など)が生じた場合は、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定されると、予防接種法に基づく補償を受けることができる健康被害救済制度があります。
- 予防接種の効果・副反応などを理解した上で接種してください。
厚生労働省リーフレット
お問合せ
豊中市保健所 健康危機対策課 ワクチン係
〒561-0881
豊中市中桜塚4丁目11番1号
豊中市保健所
電話:06-6152-7329
ファクス:06-6152-7328
