人口減少社会への突入や少子高齢化の進行等による社会経済情勢が大きく変化し、また、ライフスタイルや暮らし方も多様化している中、住宅・住環境づくりにあたっては、既存住宅ストックの有効活用や耐震性能など住まいの安全性の確保、高齢者等の居住安定の確保、地域コミュニティの持続などの今日的な課題に対応した施策の重要性が高まってきています。
　そこで、これまで培ってきた「住宅都市」のイメージを継承し、さらに発展させていくため、豊中市における今日的な住宅・住環境に関わる課題を抽出・整理し、施策の方向性について検討を行うことを目的に住宅ストックに関する基礎調査を実施しました。