豊中市の取り組み
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更新日:2024年9月6日
全国の自殺者数は、平成9年(1997年)から平成10年(1998年)にかけて約2万4千人から約3万2千人に急増して以降、平成23年(2011年)まで14年間連続して3万人を超えていました。近年は徐々に減少していますが、依然として、全国で約2万人の方が、自らその尊い命を落とされている方がいます。
令和2年及び令和4年は前年より増加、令和5年は減少したものの、新型コロナ感染症流行前の令和元年より多く高止まりとなっています。
自殺の背景としては、経済問題、生活問題、家庭問題、学校問題等の様々な要因が重なり合っており、自殺の多くは「追い込まれた末の死」であるといわれています。ひとりでも多くの方に必要とする支援をつなげられるように、様々な機関や団体、地域住民とが連携し、社会的な取り組みを進めていく必要があります。
豊中市では自殺対策について、豊中市メンタルヘルス計画に基づき、市民のこころの健康すなわち'メンタルヘルス’に必要な施策を統合的・総合的に多分野・多機関で協働して進めています。
「こころといのちを守る相談窓口のご案内」リーフレット
自殺につながる様々な悩みについて、行政や関係機関が実施している相談窓口情報をまとめています。リーフレットは、庁内関係部局や関係機関の窓口への設置、関連事業の参加者への配布を行っています。
「こころといのちを守る相談窓口のご案内」リーフレット(PDF:1,667KB)
思春期メンタルヘルス講座「思春期のこころ」
市内の公立中学校と協働し「思春期のこころ」を実施しています。
「思春期のこころ~ミュージック編~」
アーティストによるミニライブと講座を通して、「一人ひとりは大切な存在である」「悩みや問題を抱えたときはsosを出してほしい」というメッセージを伝え、相談窓口を案内するカードを配布しています。
「思春期のこころ~ガイドブック編~」
中学生に向けた思春期向けメンタルヘルスガイドブックです。
思春期の子どもたち自身が知っておくことで、こころが楽になったり、精神疾患の早期発見につながる大事な知識や情報をまとめています。
また、ガイドブックを活用したメンタルヘルスに関する授業を市内の中学校で行っています。
メンタルヘルスガイドブック冊子
心理的応急処置(PFA)ガイドブック
災害・事件・事故に遭遇した人に関するこころのケアについて、支援する人・ストレスを抱えた両方に参考になる情報を掲載したガイドブックです。
下記のPDFからご覧になれるほか、消防局や教育機関など、関連機関へ配布もしています。
また、関係機関向けに「子どものための心理的応急処置(PFA)の紹介セミナー」を実施しています。
「心理的応急処置(PFA)ガイドブック」(PDF:5,769KB)
「Psychological First Aid(PFA) Guide」(英語版「心理的応急処置(PFA)ガイドブック」)(PDF:1,030KB)
とよなかこころのサポーター養成講座
「とよなかこころのサポーター」とは、こころの不調のサインに気づき、こころの応急手当ができる人のことです。
心理的、社会的問題や生活上の問題、健康上の問題により心の不調を抱えている人に気づき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場で出来ることから行動を起こすことができるようなまちづくりをめざします。
メンタルヘルスチェックシステム「こころの体温計」
「こころの体温計」は気軽にいつでも、どこでも、自分自身や家族、大切な人のこころの状態をチェックできるシステムです。
「こころの体温計」を試してみませんか?(内部リンク)
外部リンク集
関連情報
「厚生労働大臣指定法人いのち支える自殺対策推進センター」ホームページ(外部サイト)
【参考】「自死・自殺」の表現に関するガイドライン~「言い換え」ではなく「使い分けを」~NPO法人全国自死遺族総合支援センター(PDF:705KB)
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お問合せ
健康医療部 医療支援課 精神保健係
〒561-0881 豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7315
ファクス:06-6152-7328
