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みんなで呼びかけあって熱中症を予防しましょう

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更新日:2024年3月6日

熱中症予防啓発ポスター


本市、大塚製薬株式会社、豊中市薬剤師会との啓発ポスターを作成しました。

熱中症とは

体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調整機能が働かなくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛など様々な症状を起こす病気のことです。

熱中症、こんな人は特に注意!

体温調節機能がきかなくなることで起こる熱中症。年齢や体調によってなりやすさは変わります。
子ども、高齢者、屋外で働く人、キッチンで火を使う人、スポーツする人、室内で過ごす人など、周りに気を配りましょう。

家でも熱中症に注意!

家にいることが多い日が続いていますが、住宅での熱中症は多く発生しています。家の中でも熱中症を予防しましょう。
過度の節電や「この程度の暑さなら大丈夫」とガマンはいけません。

住まいの工夫を(室内で涼しく過ごす工夫)

1.風通しを利用する・
玄関に網戸、向き合う窓を開ける
2.窓から射し込む日光を遮る
ブラインドやすだれを垂らす、緑のカーテン、日射遮断フィルム
3.空調設備を利用する
我慢せずに冷房を入れる、扇風機も利用する
日中に温められた住宅は、夜間気温が低下しても室温が下がらないことがあるので注意する。
4.気化熱を利用する
夕方に打ち水をする
5.外部の熱を遮断する
反射率の高い素材を使った屋根、屋根裏の換気口
6.衣服の工夫をする
半袖、半ズボンなどで手足の露出した服装などが体温調節に効果的。

熱中症予防のポイント

1.暑さに負けない体づくりを
(1)水分をこまめにとろう! 
1日2リットル、のどが渇く前に。アルコールは水分摂取に入りません。手早く塩分糖分を一緒に補給できるスポーツドリンクなどによる水分補給もおススメです。
(2)ぐっすり良眠をとろう
温度28度以下、湿度は50~60%が理想です。帰宅したら、寝室の窓や押し入れ、クローゼットの扉などを開けて換気をしましょう。
(3)バランスの良い食事をとろう
朝食をとることで、水分も塩分も補給できます。朝食には汁物、旬の野菜や果実を取り入れましょう。
(3)バランスの良い食事をとろう
(4)体力づくりをしよう
汗をかける準備をしておくことがとても重要です。普段から週3回運動やウォーキング(マスクをして運動をするときは、普段よりペースダウンする)などで汗をかきやすくする、運動できないときなどはお風呂に入り適切に汗をかくなどしてみましょう。
2.暑さに対する工夫を
(1)室内を涼しくしよう
(2)涼しい服装をしよう
汗を吸ったり、すぐ乾く素材(黒は熱を吸収しやすい)選びを。襟元をしめると熱や汗が逃げにくくなるため、できるだけゆるめましょう。
(3)体調にあわせて行動しよう
外出時は日陰を利用しこまめな休憩をしましょう。寝不足・二日酔い・風邪・下痢症状がある時は、注意が必要です。
3.急に暑くなる日に注意を
梅雨明け、猛暑日や熱帯夜3~4日続いたころ!
暑さ指数(WBGT)を参考にしましょう

「暑熱順化」(しょねつじゅんか)で熱中症予防

暑熱順化(しょねつじゅんか)とは

「暑熱順化」とは、身体の機能が暑さに適応することです。
暑い日が続くと、体がしだいに暑さに慣れて、暑さに強くなります。
暑熱順化すると、暑熱環境での体 温上昇や心拍数増加などの生理的ストレスを軽減できます。
また循環血液量が増加し、汗のかき始めも早くなります。
そのため同一体温に対する汗の量も増え、より効果的な体温調節ができるようになり、熱中症の危険性も少なくなるのです(図3-3)。


出典:「熱中症環境保健マニュアル 2022」(環境省)(https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_full.pdf)

暑熱順化に有効な対策とは

体を暑さに慣れさせることが重要なため、実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。
日常生活の中で、運動や入浴をすることで、汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。
暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。
暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始め、暑さに備えましょう。

(例)*屋外・・・(1)ウォーキングやジョギング
           帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、
           意識して少し汗をかくような動きをしましょう。
           ※目安・・・ウォーキングの場合の時間は、1回30分
                 ジョギングの場合の時間は、1回15分
                 ⇒どちらも頻度は週5日程度
        (2)サイクリング
           通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。
           ※目安・・・時間は、1回30分。頻度は、週3回程度。

  *室内・・・(1)筋トレやストレッチ
           筋トレやストレッチで軽く汗をかくことができます。運動時の室内の温度には注意し、
           暑くなりすぎたり水分や塩分が不足したりしないようにしましょう。
           ※目安・・・時間は、1回30分。頻度は、週5回~毎日程度。       
        (2)入浴
           シャワーのみで済ませず、湯船にお湯をはって入浴しましょう。
           入浴の前後に十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくと良いでしょう。
           ※頻度は、2日に1回程度。

熱中症が疑われる人をみかけたら

1.涼しい場所へ避難させる
2.衣服を脱がせ、身体を冷やす
3.水分・塩分を補給する

応急処置

お問合せ

健康医療部 健康推進課
〒561-0881 豊中市中桜塚4丁目11番1号 豊中市保健所
電話:06-6152-7381
ファクス:06-6152-7328

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