こんにちは、豊中市長の長内です。

　今年も残すところあとわずかとなってまいりました。
　令和2年は、まさに「激変」という言葉がふさわしい1年でありました。
　1月に国内初の新型コロナウイルスの感染者が確認され、その脅威は瞬く間に全国へと広がりました。

　新型コロナウイルス感染症対策の最前線で対応いただいている医療従事者の皆さんをはじめ、介護や保育など、感染リスクのもとで従事していただいているすべての皆さんに、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございます。
　また、お亡くなりになられた人、ご家族の人には心よりお悔やみ申し上げます。それとともに、現在療養中の人におかれましては、一日も早い回復をお祈りいたします。

　そして、市民の皆さん、事業者の皆さんにおかれましては、暮らしが一変し、先の見えない不安が募る毎日のなかで、冷静に対応し、「新しい生活様式」を実践して感染対策にご協力いただいていることに深く感謝しています。

　今、私たちは、感染拡大を抑制するための重要な局面を迎えています。新規感染者数は高止まりし、医療提供体制はひっ迫しています。皆さんには、まだしばらく我慢をお願いすることになりますが、感染拡大を防ぎ、医療を守るため、12月29日（火曜）まで「不要不急の外出の自粛」にご協力お願い申し上げます。

　本日、豊中市議会12月定例会において、高齢者の任意PCR検査実施や医療関係機関への慰労金、ひとり親世帯への臨時特別給付金を支給するための補正予算が可決されました。感染防止拡大や生活支援に関する施策に、引き続き力を注いでいきます。
　苦境を力に変えて、市民の皆さんとともに、豊中の地域力を盛り上げていくため、来年も新たな発想でチャレンジしてまいります。

　例年とは異なる年末年始を迎えることになりますが、皆さんが、大切な人と穏やかな時間を過ごされることを心から願っています。
　来年もどうぞよろしくお願いいたします。