明けましておめでとうございます。豊中市長の長内です。
　皆さんが輝かしい新年を迎えられましたことを心よりお慶び申しあげます。

　昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、私たちの日常生活や価値観が大きく変化しました。日々の行動を制限されることがなく、安心して健康に暮らせるということがいかに大切か、痛感させられる1年でありました。

　このような中であっても希望が持てることもたくさんありました。
　まず、B'zの松本孝弘さんが名誉市民になってくださいました。松本さんの母校・上野小学校で名誉市民称号の贈呈式を行い、記念に手形をとらせていただきました。手形は石のプレートにして、市役所第一庁舎1階の魅力発信拠点に近日展示する予定です。
　スポーツの分野でも大活躍がありました。コロナ禍で活動が制限される中、履正社高校サッカー部や大商学園高校女子サッカー部が全国大会出場を決めてくれました。このお正月は2チームの活躍を精一杯応援したいと思います。
　また、日本ハンドボールリーグ通算1,600得点という前人未到の記録を達成された田中美音子さんへは、久々となる豊中かがやき大賞を贈ることができました。他にも、これまで築いてきたつながりを途絶えさせないようにと工夫を凝らし、熱意をもって活動を続けている市民の皆さんをたくさん拝見し、お話しもさせていただくことができました。その底力に、私自身もパワーを分けていただきました。
　皆さんは豊中市の誇りです。

　春頃から、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まります。本市におきましては、いち早く接種ができる体制を確立してまいります。それに伴い、徐々に人々の心や経済に活気が甦る、そんな年になってほしいと願っております。今はまだ厳しい状況にありますが、市民の皆さん、事業者の皆さんと一致団結して一歩一歩、確実に乗り越えていきたいと思います。

　さて、本年は、豊中市制施行から85年目を迎えます。私の基本理念である「未来につなぐ創る改革～人と地域が活きるまちづくり～」の実践を通して、この豊中市が、多くの皆さんから住んでみたいまち・住み続けたいまちとして親しみを持っていただけるよう、全力で取り組んでまいります。

　本年が皆さんにとって、幸多き一年となりますよう心からお祈りいたします。