こんにちは、豊中市長の長内です。
　令和4年度の予算案をまとめましたので、来年度へ向けた私の思いを皆さんへお伝えします。

　市民の皆さんや事業者の皆さんの暮らしに大きな影響を与えている新型コロナウイルス感染症への対策を最優先に取り組むとともに、その先にある本市の明るい未来を見据え、歩みを進めるために3本の柱を挙げて取り組みを進めます。

　まず1つめは、「子どもたちの未来のために」です。
　いつの時代も未来を担うのは子どもたちです。ICTの活用や支援員の配置で学習環境を充実させ、子どもたちの学びを支えます。中学校全員給食の開始や相談体制の充実、児童相談所設置に向けた準備など、安心して育て、健やかに育つ環境を作ります。

　2つめは、「コロナを乗り越え、その先に」です。
　コロナ禍で市民生活や地域経済は深刻な影響を受けました。一刻も早い再生のため、心と体の健康づくりをはじめ、感染対策、就労支援、経済対策などに取り組みます。
　また、コロナ後の未来を創造するため、令和5年2月に開設する予定の南部コラボセンターを拠点とした地域コミュニティのさらなる活性化をはじめ、千里中央地区の再整備に向けた取り組みや再生可能エネルギー導入可能性調査などを行います。

　3つめは、「暮らしを便利・快適に」です。
　本市はデジタル先進自治体として評価されています。市役所での手続きのオンライン申請やキャッシュレス決済をさらに充実させ、電子書籍貸出サービスやオンライン講座を実施することなどで、暮らしのあらゆる場面を一層便利で快適に変えていきます。

　豊中市が多くの人々に選んでいただけるまちであり続けられるよう、来年度も引き続き、強い決意をもって臨んでまいります。