こんにちは、豊中市長の長内です。
　豊中市は昨年、吹田市と共同で気候非常事態を宣言し、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを表明しました。また、近隣自治体や島根県隠岐の島町と連携し、広域的かつ効果的に地球温暖化問題の解決をめざしています。

　そして今年1月、走行時に二酸化炭素を一切排出しない燃料電池自動車・MIRAIを導入しました。
　燃料電池とは、水素と酸素を化学反応させて、電気を発電する装置です。また、発電と同時に熱も発生しますので、その熱を活かすことでエネルギーの利用効率を高められます。
　MIRAIの燃料となる水素は、水素ステーションで補給します。本市には現在、蛍池西町に「イワタニ水素ステーション大阪伊丹空港」があります。水素の充填にかかる時間は5分程度でガソリン車と大差なく、一度の充填で600キロメートルほど走れます。
　私も運転してみましたが、とても静かで力強い乗り心地でした。デザインもかっこいいです。

　今後は、MIRAIの特長である燃料電池発電の仕組みや、その動力源である水素エネルギーに関する環境学習や周知啓発を実施してまいります。
　豊中まつりやとよなか市民環境展など、市域で開催されるイベントに登場しますので、皆さん楽しみにしていてください。