明けましておめでとうございます。豊中市長の長内です。
　皆さんが健やかに新年を迎えられましたこと、心よりお慶び申しあげます。

　昨年は新型コロナウイルスとの戦いの1年でしたが、市民や事業者の皆さん、医療従事者の皆さんのご協力により、度重なる緊急事態宣言も乗り越え、希望される皆さんへのワクチン接種の推進や地域経済を活性化する事業の実施など、歩みを止めることなく前進できましたことを、ここに感謝申しあげます。

　このような中にあって昨年は、本市にとって節目となる年でありました。
　まず、市制施行から85周年を迎えました。芸術やスポーツなどの各分野で記念事業を行い、コロナ禍においても、市民の皆さんの心に活気をお届けすることができました。
　そして、これまで以上にオンラインサービスの充実を図ることで、デジタル・ガバメント推進へと大きく舵を取りました。これを市民の皆さんの便利で快適な暮らしを実現するための第一歩とし、令和4年度末までには、可能な全ての行政手続きをオンライン化します。

　また、社会全体では、オリンピック・パラリンピックをはじめ、春夏の甲子園大会など、さまざまなイベントが開催され、テレワークやキャッシュレス決済などの新しい生活スタイルが定着しました。新型コロナウイルスの影響により変化した社会に、一年足らずで適応することができる。これこそが、私たち人間の持つ力です。

　これからも、豊中市が住んでみたいまち・住み続けたいまちであり続けられるよう、全力で取り組んでまいります。
　本年が皆さんにとって、幸多き一年となりますようお祈り申しあげます。